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掲載日:2022年8月18日
Q 井上 航議員(県民)
国道254号は関越自動車道を補完し、首都圏中央連絡自動車道や東京外郭環状道路に連絡する首都圏の道路ネットワークの一翼を担う重要な幹線道路です。また、首都直下地震が発生した場合には、東京都と埼玉県を相互に救援、輸送する緊急輸送道路として重要な役割を果たす道路です。しかしながら、国道254号の現道は慢性的な交通渋滞による経済損失や、首都直下地震の際の建物倒壊による通行止めの危険性など多くの問題を抱えております。
このため埼玉県において、国道254号和光富士見バイパスの整備を進めていただいておりますが、これまでも一般国道254号和光川越間バイパス建設促進期成同盟会をはじめ、バイパスの早期完成を望む地元の声を届けてまいりました。和光市をはじめ一部開通した区間では、沿線において日本郵便の物流拠点が開業するなど、地域経済の発展に大きな効果をもたらしており、改めて道路整備の重要性を実感しています。今後、工事が進む第二期整備区間の進捗に当たっても、開通の効果など近隣住民の皆様への丁寧な情報提供、説明を行い、このバイパスが一日も早く全線開通することを望んでおります。
そこで、国道254号和光富士見バイパスの現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 浅井義明 県土整備部長
このバイパスは、国道298号と国道463号を結ぶ延長約6.9キロメートルの重要な幹線道路でございます。
国道298号から県道朝霞蕨線までの第一期整備区間約2.6キロメートルの4車線化につきましては、整備済の和光市内の400メートルに続き、朝霞大橋北側までの約1.4キロメートルの工事を順次進めてまいります。
また、県道朝霞蕨線から国道463号までの第二期整備区間約4.3キロメートルにつきましては用地買収率が87パーセントとなっております。
平成28年度は志木市内の約2.2キロメートル区間の詳細設計を実施しており、富士見市内では国道463号を跨ぐ橋りょう下部工事を進めてまいります。
今後とも、地元の方々に事業に関する情報提供を丁寧に行いながら、早期完成に努めてまいります。
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