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掲載日:2020年3月11日

平成29年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(木下博信議員)

実践力のある人材の採用について

Q 木下博信議員(改革

世にマイルドヤンキーという言葉がありますが、そう称される方々には地域活動の中心であったり、事業推進の原動力であったり、豊かな地域づくりに多大な貢献をされているというよりも、欠かせないすばらしい方々がたくさんいらっしゃいます。そういうすばらしい方々を行政職員にできたら、物すごい戦闘力アップするはずです。職員全員がそうである必要はありませんが、県庁を活性化させていくためにいかがでしょう。
もちろん、どういう採用の仕方をすれば、そういう方々が受検し、採用できるのか、様々な検討は必要でしょう。でも、考えてみる価値は十分にあります。極端な話を言えば、1,000人受験して通常上位100人が一次試験突破なら、そこに600番から650番の人も一次突破として面接をしてしまうとか。そんな、おいおいと思われるかもしれませんが、勉強できることだけが唯一の価値だとは思いません。というより、勉強は一定以上であれば、あとはやる気、情熱、発想、行動力、こっちのほうが大切です。そういった視点で職員の採用を検討してみるお気持ちはないか、知事のお考えをお聞きかせください。

A 上田清司 知事

私が県職員として採用したいと思う人材は、県民本位の考え方ができ、柔軟な思考を持つことができる人でございます。
そして、明るく元気で、サービス精神が旺盛で、リーダーシップが取れる人でございます。
議員お話しの「やる気・情熱・発想・行動力のある人材」と近い考え方かもしれません。
地域活動をはじめNPO活動やボランティアなどの経験を採用試験の中で積極的に評価していくことは、私も大いに賛成です。
御提案の一次試験の順位が600番から650番台であると入庁しやすいということになれば、どうすれば600番から650番台になれるかという就職ゼミナールがすぐできてしまうような気がいたします。
そういうことも考えていかなければならないと思います。
かつて、トヨタの本社の渡辺社長の時代にお話をさせていただきましたが、あの天下のトヨタにしてもいろいろバリエーションを変えながら採用を人事でやっているのだけど、どうしても同じ類型の人が集まると、どうにもならないというようなお話を伺ったこともございます。
いろいろ手を尽くしながら、人事委員会と相談しながら採用試験を行っていきたいと思います。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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