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掲載日:2024年12月17日
Q 横川雅也 議員(自民)
この県道は、吉見町東部地区と川島町の南部、伊草地区を結ぶ県道で、現在では川島町上伊草交差点付近や小見野地区加胡付近など各所において要望にお応えいただき、歩道の整備など安全対策を図っていただいており、地域住民からも目に見える改良整備に喜びの声が聞こえます。
また、県衛生研究所入口交差点の北200メートル先の町道と交差する東武バス上荒子停留所付近の道路がS字状になっている地点の整備についても、平成28年9月議会における私の一般質問後、一部の地権者との調整が残されているものの、測量を実施いただき、来年度から用地買収に移るということで、県の対応に感謝申し上げます。
一方で、他の未整備区間については、歩行者の危険性は依然残されています。圏央道の全面開通等による地域交通の劇的な変化は、大型トラックなど輸送車両の交通量を増加させることになり、本路線の歩道の未整備区間である古名交差点から万光寺交差点に至る区間において、交通事故発生が懸念されております。この区間は、カーブが連続するため見通しが悪く、道路幅員も狭くなっています。また、一部市街化区域の住宅街を貫いており、小学校も近接していることから、児童生徒の通学と重なる時間帯は非常に危険です。現在もなお歩行者の安全確保が十分でない状況にありますので、早急な歩道の整備について特段の御配慮を賜りますようにお願いいたします。
東松山鴻巣線の平成33年度末までの4車線化も県事業として進捗しており、現在、吉見町において用地買収の契約手続が順次進められている状況にあります。東松山鴻巣線の吉見町区間の4車線化の事業完了後は、鴻巣川島線の交通量の更なる増大が予測され、同時に歩行者の安全確保の必要性は一層増すものと考えられます。
以上を踏まえ、県土整備部長に今後の整備方針について詳細かつ前向きな御答弁を頂きますようお願いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
この県道では、現在3箇所で歩道整備を進めております。
まず、吉見町荒子地内では、用地測量を行っており、平成31年度から用地買収に着手する予定です。
また、川島町下小見野地内では、徒歩橋から南の120メートル区間について歩道整備が完了しております。
残る区間では用地交渉を進めており、現在の用地買収率は20%となっております。
さらに、川島町上伊草地内では、用地が取得できた60メートル区間の工事を発注したところです。
引き続き、地元の御理解と御協力をいただきながら用地取得を進め、用地がまとまって確保できた箇所から工事を進めてまいります。
また議員お話しの、吉見町地内の古名交差点から万光寺交差点までの区間については、歩道の必要性は十分認識しておりますので、事業中箇所の進捗を踏まえながら、整備の時期について検討してまいります。
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