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掲載日:2023年5月10日

平成30年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(鈴木正人議員)

県民参加で成功させるために

Q   鈴木正人議員(県民)

世界中から注目を集めた平昌オリンピックが去る2月25日、幕を閉じました。今大会では、多くの日本人の活躍が目覚ましく、史上最多の13個のメダルを獲得いたしました。特に、2大会連続の金メダルに輝いた羽生結弦選手、国民の高まる期待に応えるスケートの滑りで着実に結果を出し、姉妹で金銀銅、全てのメダルを5個も射止めた高木菜那、美帆選手の活躍などには多くの日本国民が元気と勇気を与えられ、スポーツが持つ計り知れないパワーを改めて強く印象付けられた瞬間でありました。
そんな世界的なスポーツの祭典が、いよいよ埼玉県にやってきます。来年にはラグビーワールドカップ2019が本県の熊谷ラグビー場を舞台の一つとして開催されます。そして、その翌年には東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会です。県内では、オリンピックでバスケットボール、サッカー、ゴルフ、射撃の4競技、パラリンピックで射撃の1競技が開催されます。世界の目が埼玉に注がれるのであります。アジアで初めて開かれるラグビーワールドカップ大会、半世紀ぶりにやってくる夏のオリンピック・パラリンピックを盛り上げていくためには、県民一人ひとりの大会の参加意識の向上が不可欠であります。大会期間中には、多くの観戦客が海外から訪れ、その方たちに県民参加でおもてなしをすることで埼玉の印象も高まり、その後の観光客増加にもつながると考えております。
そこで、埼玉の顔となるボランティアの育成など、県としてのおもてなしにどのように取り組んでいくのか、上田知事にお伺いをいたします。

A   上田清司   知事

これらのビッグイベントに来場する多くのお客様を出迎え、会場まで道案内や地域を紹介する「埼玉の顔」が正にボランティアの皆さんです。
埼玉の印象はボランティアの印象や行動で決まります。そこで、本県では他の自治体に先駆けてボランティアの呼び掛けや研修を行っております。
まずは、「今すぐでもボランティアのことを学びたい」という方に向けて、おもてなしの心を考えるシンポジウムを2回開催しました。
また、多くのボランティアの取りまとめ役になるリーダーを育成するための研修も昨年10月から5回実施しております。
いずれも応募が定員を大きく上回りました。この県民の関心や意欲の高まりを、来年度から始まる5,000人を超えるボランティアの募集につなげてまいります。
ボランティアの経験はビッグイベントに直接かかわる貴重な機会です。
県では、こうしたボランティアの体験を子供たちにも味わってもらえるようなプログラムも用意してまいりたいと思います。
人のおもてなしがボランティアであれば、街のおもてなしは環境美化でございます。
きれいな街でお客様をお迎えし、美しい花で心を癒やす環境美化のおもてなしは、1964年の東京オリンピックを機に始まり、多くの自治会の清掃活動などとして根付きました。
県では環境美化を次世代へのレガシーとしてしっかりと引き継いでいくために、市町村や民間事業者と共に取組方針をまとめました。
今後は様々なイベントで清掃活動を実施したり、競技会場周辺を花で飾るなど、幅広い世代が楽しみながら参加できる取組を進めてまいります。
国内外から訪れるお客様を、県民の皆さんが力を合わせてきれいにした街で迎えることは、何よりも心のこもったおもてなしになると思います。
「もう一度埼玉に行ってみたい、来てみたい」と言われるような、おもてなしの準備をしっかりと進めてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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