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掲載日:2021年12月28日
Q 永瀬秀樹 議員(自民)
見沼代用水路は、江戸時代の幕府の役人であった井澤弥惣兵衛為永により、当時の土木技術を駆使して掘られた灌漑農業用水路です。下流域では少なくなっているものの、現在も田畑を潤している大変重要な用水路であるとともに、緑のヘルシーロードや用水路沿いの遊歩道などには、周辺の県民にとって貴重な水辺空間となっています。
このうち、見沼代用水路東縁につきましては、私の地元川口市立グリーンセンター横を通過しています。グリーンセンターとともに、付近の緑のヘルシーロードや用水路沿いの遊歩道については、春には桜が咲き誇り、秋には紅葉と季節の彩りが感じられ、市内外から多くの市民が訪れる素敵な散策スポットとなっています。
このような中、見沼代用水路東縁沿いに転落防止用として設置されているフェンスについては、老朽化により破損している箇所やさびが目立つようになり、せっかくのすばらしい景観を損ねており、用水路沿いを散策される方々やサイクリングされている方々が不安と不快を感じる状況となっています。
今般、グリーンセンター付近の用水路沿い遊歩道については、川口市の改修計画もあると聞いております。その改修に合わせてフェンスも改修されるべきと考えます。緑のヘルシーロードは、県水路とフェンスは見沼代用水土地改良区、遊歩道は川口市、管理主体が重複するこのような状況を踏まえ、県が見沼代用水土地改良区、川口市と協議をし、財政的な支援を含め協力し、フェンスを改修して安全性と景観の向上に取り組んでいただきたいと存じます。農林部長の見解をお聞かせください。
A 強瀬道男 農林部長
御質問のフェンスについては、見沼代用水土地改良区が所有する施設ですが、見沼代用水の右岸側の川口市の遊歩道沿いは、市が補修を行っています。
また、左岸側のヘルシーロード沿いのフェンスは、所有者である土地改良区が管理しています。
市では水辺周辺活用事業を活用して遊歩道の改修を行う計画であり、それに合わせて、遊歩道沿いのフェンスの改修が検討されています。
このため、県と土地改良区、市の三者で、ヘルシーロード側のフェンスも含め、整備内容などについて検討を始めたところです。
県といたしましては、県費単独土地改良事業などによる支援が可能と考えており、水辺周辺の安全性と景観の向上の観点から、土地改良区や市と調整してまいります。
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