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掲載日:2021年12月28日
Q 秋山文和 議員(共産党)
国保連との懇談の中で、2020年1月から保険診療として5単位以上を認めなくなった理由は、埼玉県の国保担当部局より埼玉県国保連の査定率、これは医療機関からの診療報酬請求を認めなかった率、これが全国平均より低いと指摘をされたためだと明らかになりました。
保健医療部長、医療機関が保険適用すべきだと申請してきたものを拒否する率が低いとなると、なぜ問題なのですか、お答えいただきたいと思います。
A 関本建二 保健医療部長
査定率が全国平均より低いことを指摘した主旨は、保険診療として不適切な部分があれば、より適切に審査をしていただきたいという意味で指摘させていただいたものでございます。
保険請求にそぐわない請求を査定することは必要でございまして、レセプトの査定率を参考指標として、今後も適切なレセプト審査の充実強化について指導してまいります。
再Q 秋山文和 議員(共産党)
架空請求など悪質な事例はちゃんと審査して取り締まると、これは当たり前です。しかし、リハビリの本来の目的は、患者の回復です。85歳でも丁寧にリハビリをすれば家に戻れるのだと、理学療法士の先生は目を輝かせてお仕事をしておられました。
査定率向上よりも、このような現場の意欲の方がずっと大切だと思います。何度再審査請求しても却下される事態に、現場はがっかりしております。患者の回復が何より大切なのではないでしょうか。その点の認識について、お答えいただきたいと思います。
再A 関本建二 保健医療部長
患者の治癒、治療効果が上がるということが最も大事なことでございます。そうした上で、レセプトの審査に当たりましてはその施術が治療上有効か否かについて、個々のレセプトに基づいて専門的見地から判断をいただいているということでございます。
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