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掲載日:2024年7月12日
Q 城下のり子 議員(共産党)
狭山茶をめぐる情勢では、リーフ茶の消費が伸び悩み、価格が低迷しております。埼玉県内の栽培面積は1977年3,390ヘクタールをピークに現在726ヘクタールまで落ち込んでおり、厳しい状況です。
私は、県茶業研究所を訪問しました。厳しい中でも研究担当者たちは、静岡産の「やぶきた」でなければ消費者から見向きもされないという農家の嘆きを受け、そうしたスタンダードを変えていこう、全国に広げる新品種を開発し全国を狭山茶化していこうと大きな夢を抱いておられます。
また、緑茶だけではなく、ほうじ茶は安価なイメージだが、研究を進め、加賀棒茶のように高級ブランド化したい。また、和紅茶に注目もしており、茶葉の発酵をどこで止めるのか、その見極めが難しい、そんな研究もしてみたいと話しておられました。
このような茶業研究所の姿勢に大変希望を感じたところです。
狭山茶の新しい品種を開発して全国に広げていくことと、狭山茶のほうじ茶や紅茶を開発して全国で買っていただく、この2つの希望を合わせて全国狭山茶化計画と表現しております。この全国狭山茶化計画を大いに応援すべきと考えますが、知事、いかがでしょうか、御答弁願います。
A 大野元裕 知事
県茶業研究所では、現在、議員御指摘の「やぶきた」をりょうがする品種の育成に取り組んでおり、本県茶業者の高品質・安定生産に寄与するとともに、狭山茶の評価を高めたいという熱い思いを持って、職員は努力しています。
また、抹茶や和紅茶などの品質を良くする加工技術の研究を深め、茶園の支援につなげたいと考えています。
生産者の期待に応えるべく、「全国狭山茶化計画」のような、狭山茶のブランド力を高める研究を推進してまいります。
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