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掲載日:2024年7月12日

令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(城下のり子議員)

医療的ケア児保護者の切実な声に耳を傾けて-医療的ケア児コーディネーターについて-

Q 城下のり子 議員(共産党)

2021年、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が施行され、県支援センターと4か所の地域支援センターが設置され、相談、関係機関の連携、研修などの取組が進んでおります。
私は、カルガモの家併設の地域支援センター「かけはし」に伺いました。事業者対象の研修やカルガモの家での体験研修など、頑張っておられました。これが進めば、確実に医療的ケア児の受入施設が拡大していくと確信をしました。本当に県センターとともに地域センターをつくって良かったと思います。
その上で、市町村の体制づくり、コーディネーターの育成について伺います。
所沢市は、こども福祉課を中心に、この1年間で7人のコーディネーターを関係課、施設に配置しています。所沢市は、コーディネーターを更に積極的に育成し、各方面に配置し連携を強めたいと考えているようですが、コーディネーター研修には定員があり、昨年度は1人断られたとのことです。昨年度、県の研修定員は50名に対し、応募者は76人だったと伺っております。
コーディネーター研修は大きく枠を広げて応募者全員を受け入れていただきたいのですが、福祉部長、いかがでしょうか、御答弁いただきたいと思います。

A 細野正 福祉部長

医療的ケア児等コーディネーター養成研修は、医療的ケア児等からの相談に適切に対応する力を身に付けられるよう、講義に加え、小グループごとに事例検討などによる演習を5日間行う内容となっています。
これまでは、講師を務められる方の確保が難しく、一度に多くの受講者を受け入れることができず、受講申込者の希望に添えないケースがありました。
しかしながら、医療的ケアの実践経験を積み、演習の講師を務めることが出来る人材が育ってまいりましたので、今年度は研修回数を増やすなどにより、希望する方が受講できるよう対応してまいりたいと考えます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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