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掲載日:2026年3月17日
Q 木村勇夫 議員(民主フォーラム)
先ほど令和8年度当初予算編成について伺いましたが、予算の柱の一つである人口減少・超少子高齢社会への対応の中で、更なるTXの推進による県民サービスと生産性の向上が掲げられております。
知事は、先日の会見において業務プロセス改革と県民サービス向上を目指すTX、すなわちタスクトランスフォーメーションを推進し、デジタルツールの活用によって生み出した時間を更なる生産性向上につなげていくと述べられました。私は、本県のTXの特徴は単なるデジタル化にとどまらず、生み出した時間を新たな価値の創出につなげようとしている点にあると評価をしております。
身近な例で申し上げれば、TXとは単に切れ味の良い包丁を導入することではなく、その包丁を最大限に生かすために調理全体の段取りを見直し、よりよい料理を提供することにあります。同様に、県庁においても業務の効率化によって生まれた時間を職員の能力向上や政策の質の向上、さらには県民サービスの充実へとつなげていくことが重要であります。
そこで知事に伺います。
令和7年度においてTXによって生み出した時間は具体的にどのように活用し、生産性向上にどのようにつながったのでしょうか。そして、それを踏まえ、令和8年度は生み出した時間をどのような方針の下で活用し、更なる県民サービスの向上へとつなげていくのか、御見解を伺います。
A 大野元裕 知事
デジタル化が業務プロセスの変革を目指している中、それと一体をなすタスク・トランスフォーメーション、TXは、単にデジタルツールを導入して業務を効率化するだけではなく、タスクそのものを見直し、業務プロセスの改革を図るものであります。
さらに、そこで生み出した時間を業務改革や職員の能力向上に充てることで、持続的な改善の循環につなげ、県庁全体の生産性を高めていくこと、そして、働きやすい職場にしていくことも大きな特徴であります。
令和7年度は、1月末時点で3万5,317時間を生み出し、この生み出した時間を、職員が今の職場と異なる職場で新たなスキルを学ぶ「庁内副業」や、未来の行政課題への対応策を検討する「ワーキングチーム」への参加などに活用し、単なる業務効率化にとどめることなく、県庁全体の未来を見据えた生産性向上につなげています。
令和8年度は、こうした成果を更に県民サービスの向上へと結び付けてまいります。
具体的には、デジタルで完結する手続を更に増やすなど、県民の利便性を高めるとともに、生み出した時間をフェイス・トゥ・フェイスで丁寧に取り組むべき業務など、人間にしかできない業務に振り向けることで、県民サービスの向上につなげてまいります。
さらに、生み出した時間をより有効に活用するため、外部の研修への積極的な参加や業務に関連する資格の取得など、アップスキリングの取組も促進してまいります。
こうしたTXの取組について、所属長のマネジメントにより組織として計画的に活用することによって、着実に推進してまいります。