平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（岡田静佳議員）

地元県道の整備について 

Q　岡田静佳議員（自民）

所沢市は道路事情が悪く、朝夕はもちろんですが昼間も渋滞が多く、所沢市中心市街地に行くのは大変です。都市計画道路は計画から半世紀たつ道路もありますが、少しずつ用地買収、工事が行われていくので、渋滞はいつまでたっても解消されません。都市計画道路飯能所沢線や北野下富線、和田本郷線、本郷亀谷線などについては、渋滞解消に大きな効果ができるために早期に工事改良を進めるべきと考えます。
そこで、県が整備を進めている都市計画道路飯能所沢線ですが、第2工区のうち川島田橋から北久米交差点までの区間については3月末に完成予定との説明がありますが、完成すると地元の荒幡小学校の通学路変更を伴います。学校からは、新入生を迎える4月の通学路変更は大変なので、慣れた6年生が班長の2月のうちに通学路を変更して、来年度の安全に学校に行ける体制を整えたいという要望が来ています。また、地権者の方からも早期開通を求める声が高まっています。信号機を設置する警察と連携して3月末の開通を早めることができないのか、県土整備部長にお伺いいたします。
次に、中富区内の県道56号さいたまふじみ野所沢線の整備について伺います。
私は、地元の方々からこの路線の中富交差点や松下交差点付近の渋滞で困っていると聞いております。また、中富小学校の通学児童の安全性を高めてほしいとの声があり、県道の渋滞対策や安全対策が必要と考えています。
そこで、さいたまふじみ野所沢線における中富交差点の渋滞対策、中富小学校付近の交通安全対策について県土整備部長に伺います。 

A　浅井義明　県土整備部長

まず、都市計画道路飯能所沢線の整備についてでございます。
この道路は所沢市の西部地域において、入間市境から都県境に至る全長7.4キロメートルの都市計画道路です。
飯能所沢線は、所沢市内で慢性的な渋滞が発生している県道東京所沢線のバイパスとして整備を進めてまいりました。
これまでに、入間市境から柳瀬川の川島田橋手前までの5.5キロメートルについて供用しております。
現在は第2工区のうち、川島田橋から北久米交差点までの548メートルの区間について信号機を含めた交通安全施設の整備を進めております。
今後も警察と協力をし、平成28年3月末の開通予定を早めることができるよう努めてまいります。
次に、中富地区のさいたまふじみ野所沢線の整備についてでございます。
まず、中富交差点の渋滞解消についてでございますが、この交差点は県道さいたまふじみ野所沢線と県道所沢堀兼狭山線との交差点でございます。
所沢堀兼狭山線には両方向に右折帯が設置されておりますが、さいたまふじみ野所沢線には設置されておりません。
中富交差点につきましては、交通量や渋滞状況などの調査を行い、渋滞対策の必要性について検討してまいります。
次に、中富小学校付近の交通安全対策についてでございます。
中富交差点から中富小学校入口交差点の区間は両側に約1.5メートルの歩道が設置されております。
今後は、現地の児童の通学状況や車の通行状況などを調査した上で、児童の安全・安心を確保するためドライバーへの注意喚起などを含め必要な交通安全対策を実施してまいります。

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。