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掲載日:2023年5月18日
Q 細田善則議員(自民)
荒川水循環センターでは、福島第一原発の事故を起因とする放射性物質が含まれる焼却灰が検出されたために、焼却灰をセンター内で保管をしております。この焼却灰は、平成25年をピークに最近では処分が進んでいるとは聞いておりますが、最近も福島第一原発から新たな放射性物質を含む雨水や土のうの流出事故がたびたび報道されるなど、放射性物質の保管については周辺住民の関心は非常に高いところであります。
そこで、現在の放射性物質を含む焼却灰の保管状況につきまして、下水道事業管理者にお伺いいたします。
また、戸田市が県から荒川水循環センター下水処理施設の上部を借り受けて整備をされた荒川水循環センター上部公園は、サッカーやグラウンドゴルフができる多目的公園として、多くの市民に親しまれております。現在、戸田市では隣接する施設の上部も含め、公園を拡張し、平成30年度の全面オープンに向けて工事を進めていると聞いております。
しかし、現状の上部公園への進入路は、北側の東京外郭環状道路側の市道からのアクセスとなり、道は狭く遠回りで分かりづらいという利用者の声が私にも届いております。
全面オープンとなりますと、これまで以上の利用者が見込まれます。このため、公園への新たな進入路を整備する必要があると考えます。公園へ新たな進入路を整備することにつきまして、下水道事業管理者にお伺いをいたします。
A 三井隆司 下水道事業管理者
まず、放射性物質を含む焼却灰の保管状況についてでございます。
この焼却灰は放射性物質濃度の低下状況に応じて、産業廃棄物として処分可能なものから順次処分しております。
そして、現時点で産業廃棄物として処分できないものについては、全て丈夫な袋に二重に梱包し、コンクリートの建物の中、あるいは下水浄化施設の屋根の下に万全の管理のもと保管しており、現在の保管量は平成25年4月のピーク時と比較して約9分の1の513トンとなっております。
今後も万全の体制で、しっかり管理してまいります。
次に、公園への新たな進入路の整備についてでございます。
公園の拡張整備に際し、地元からは正門側からも車で直接公園にアクセスできる新たな進入路を整備して欲しいとの要望があり、これまで、公園整備の事業主体である戸田市と進入路の位置や構造について協議を重ねてまいりました。
その結果、正門側から車で公園の中に直接アクセスする進入路については、処理場のスペースに制約があり、整備を行った場合、相当な角度の勾配が生じるなどの問題があり、整備は困難と判断いたしました。
このことから、正門側から公園へのアクセスについては、拡張整備される上部公園のすぐ近くに駐車場を設置し、公園へは駐車場から階段やスロープを使いアプローチするよう整備することといたしました。
今後は、平成30年度の公園の全面オープンに間に合うよう、平成27年度は進入路や駐車場などの詳細設計を行い、平成28年度からは工事を着実に実施してまいります。
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