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掲載日:2023年12月28日
Q 平松大佑 議員(県民)
対向車線への車両の逸脱による正面衝突事故が多発し、その安全性が課題となっています。過去にも、県管理道路で対向車線への車両逸脱による事故が発生しております。
私自身も、国道254号を走行している際に、私の前を走っていたダンプカーに対向車がはみ出し、目の前で正面衝突する事故に遭遇しました。私は辛うじて巻き込まれませんでしたが、このような悲惨な事故を減らせるように、4車線や制限速度の高い県管理道路を調査し、中央分離帯未設置箇所には設置するなどの安全対策が必要と考えます。
スペース的な問題で設置されていないケースが多くあると考えます。その場合には、国で活用しているワイヤロープの活用が効果的であると考えます。国交省では、暫定2車線で開通している高速道路で、正面衝突事故の対策としてワイヤロープ設置を進めています。その効果から、中小橋へも本格設置を進めています。是非、県でも悲惨な事故を減らすため、ワイヤロープ等を活用してはいかがでしょうか。
A 金子勉 県土整備部長
議員お話のとおり、国土交通省と高速道路会社では、高速道路の暫定2車線区間における正面衝突事故などへの緊急対応としてワイヤロープの設置を進めており、重大事故への高い抑止効果を発揮していると伺っています。
このワイヤロープは、走行速度の高い暫定2車線区間の高速道路への設置を目的として開発されたものであり、一般道路への想定をしたものではございません。
このため、県管理道路での設置には、沿道住民や事業者との合意形成、幅員の制約、緊急車両の通行、接触事故による部材の歩行者への飛散などの問題がございます。
現時点では、同様の設置事例が全国的にもない状況であり、まずは国の動向や新たな技術開発の状況を踏まえ研究してまいります。
引き続き、こうした事故を防止するため、交通管理者等と連携し、効果的な対策を実施してまいります。
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