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掲載日:2023年12月28日

令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(平松大佑議員)

地下鉄12号線の延伸について

Q   平松大佑 議員(県民)

現在、あと数マイルプロジェクトの中で検討されておられます。本年は、最新の状況を踏まえた延伸ルートの精査を行っているところです。12号線は答申路線でもあり、プロジェクトを立ち上げたことにより検討は前に進み、熟度はそれなりに高まってきているものと評価をいたします。
他方、東京都が事業に着手する時期等は、そう遠くない将来であると考えております。現在、調査等を実施されておられますが、全体としてのスケジュール感を示されていないので、予定どおりなのか、遅れているのかが全く分かりません。県として、どのタスクをいつまでに終わらせるのかなど、事前の検討、準備を終える時期を定める必要があると考えます。そこからバックキャスティングで、いつまでに何をやるのか、県、市町村が共通認識として持つ必要があると考えます。そして、それぞれの主体が取り組むべきことを着実に前へと進めていくことが必要と考えます。いかがでしょうか。

A 中山貴洋 企画財政部長

東京12号線につきましては、1を超えるB/Cの確保や詳細な延伸ルートの精査、沿線のまちづくりの推進などが課題とされていることから、県では、必要な調査を実施するとともに、沿線市が行うまちづくりの具体化に向けた取組を積極的に支援してまいりました。
一方、沿線のまちづくりは沿線市が主体となって取り組むものであることから、県が期限を定めることは難しいものと認識をしております。
また、複数あるルート案の絞り込み、高架とするのか地下とするのかといった鉄道路線の構造の検討など、課題は多岐にわたっております。
これらの課題は沿線のまちづくりとも密接に関連することから、県としても、現時点では課題解決の時期を定め、バックキャスティングで進められる段階には至っていないと認識をしております。
今後とも沿線市と緊密に連携をしながらこれらの課題克服に向けて一つずつ着実に取り組んでまいりたいと考えております。

再Q   平松大佑 議員(県民)

先ほどの話ですと、関係市がまちづくりはしていくと。なので、県で一律で期限を決めるというのはなかなか難しいという話だったと思います。そういった部分は当然あるんだと思うんですけれども、そうは言っても、しっかりとその辺を定めていかないと、先ほど申し上げました、東京都だったりだとか関係する自治体と歩調を合わせる意味でも、いつまでに終わらせなければいけないというとこは、ある程度やっぱり見通しを立てていかなきゃいけないというふうに考えるんですね。
その中で、私は全く見通しはつかないというふうには思っていないんです。例えばSR等、先進事例もあって、ある程度どれにどのぐらいの時間がかかるかというところは、あたりは少なくともざっくりとつけられるんだと思っているんです。少なくともそういった部分を県と関係市だけでも共通認識を持っていないと、本当にいつまでもいつまでも調査研究をしていくんじゃないかと、そんなふうに思ってしまうんですね。
是非、この地下鉄12号線というのは非常に可能性がある、そういった事業だというふうに認識をしておりますので、そういった形でしっかりと、ある程度の粒感がどのぐらいで終わらせていくのかというところをやっぱり見通して共通認識として持っていかないと、私は前に進んでいかないんだというふうに考えます。その辺いかがでしょうか。

再A 中山貴洋 企画財政部長

議員御指摘のとおり、各主体がスケジュールなどについて共通認識を持つということは、非常に大事な視点であると私も認識をしております。
ただ一方で、先ほども御答弁申し上げましたけれども、やはり主体が沿線市であるまちづくりなどにつきましては、県の方でバックキャスティングで進めるというのは難しいですし、また、県が調査しております複数あるルート案の絞り込み等々につきましても、多岐にわたる課題についても沿線のまちづくりとも密接に関連いたしますので、いずれにしましても沿線市の皆様と意見交換、また、緊密に連携をしながら、延伸に向けて、多岐にわたる課題の解決に向けて、一つずつ着実に取り組んでまいりたい、このように考えております。

再々Q   平松大佑 議員(県民)

市が決めていくことを県が勝手に期限を決めてというのは、それは難しいと思うんですよ。
ただ、それは今までも関係性、ここでかなり構築していただいていますから、その関係性の中で、例えば土地区画整理事業に着手して土地利用計画図を作る、じゃ、大体どのぐらいかかるんだと、その辺は出てくると思うんですよ。そういったところを忌憚なく市と意見を出し合いながら、県が一方的にやれなんて言っていないんですよ。そこをしっかりと、各主体がそれぞれやることを、しっかり目標を持ってやっていきましょうねって、これができませんかということを言っています。よろしくお願いします。答弁願います。

再々A 中山貴洋 企画財政部長

沿線市のまちづくり、例えば個別の区画整理ですとか、そういった項目ごとについては、ある程度スケジュール感というのを沿線市の方と意見交換をしながら、議員御指摘のとおり、スケジュール感や目標を定めていくということは重要ですので、可能な限り、できることから少しずつ前に進めるという意識を持ってしっかりと取り組んでまいりたい、このように考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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