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掲載日:2023年12月28日
Q 平松大佑 議員(県民)
河川敷など水辺空間を活用する際にも、ネイチャーポジティブの発想で取り組まなければなりませんが、そもそも水辺空間の現況が調査されていません。調査をすべきと考えますが、いかがでしょうか。
A 細野正 環境部長
水辺空間の利用と良好な水辺環境の保全の両方を実現するため、水辺空間の現況把握を行うことは、生物多様性を保全する観点から大変重要であると考えています。
議員ご指摘の河川敷など水辺空間活用前の現況調査については、関係者の理解やルール作りに一定の時間を要することから、現状ではすべて実施することは難しい状況にありますが、今後の課題としてしっかり受け止めさせていただきます。
他方、現況を把握する取組については、進んできている状況がございます。
環境部では、魚の遺伝子情報調査による生息状況の把握を、県土整備部では、川の再生事業に併せて、試行的に生物の生息状況等を反映させた河川環境情報図の作成を、一部の河川で取り組んでいます。
また、川の国応援団の中には生き物調査を実施している団体があり、この調査結果を活用し、河川環境情報図を補完することも期待できます。
今後は、関係部局や関係団体と連携しながら、こうした取組を拡大し、その結果の活用を図るとともに、水辺空間の現況調査のあり方については専門家の御意見などもお聞きし丁寧に検討してまいります。
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