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掲載日:2024年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
5月27日より岩槻高齢者講習センターがスタートいたしました。内覧会や開所式が行われ、全国初の公営施設として大変注目されており、大変うれしく思います。高齢者の講習待ちが長期に及んでいたところで、高齢者が今後ますます増えていく状況でありますので、高齢者講習センターが開設できたことは、埼玉県民、高齢者にとっては良かったと思うところです。
私も内見させていただきましたが、認知症機能検査、高齢者講習、運転技能検査、安全運転相談等が主な業務であり、大変期待しているところであります。そこで、同センターを運用することによりどのような効果が期待できるのか、警察本部長にお伺いいたします。
A 鈴木基之 警察本部長
現在、道路交通法では、70歳以上の高齢運転者が運転免許証の更新を行う場合には高齢者講習の受講が、75歳以上の方はこれに加えて認知機能検査の受検が義務付けられ、更に過去3年以内に普通自動車等の運転により一定の違反行為をした場合には、運転技能検査の受検が必要となる制度となっております。
これらの講習等は、運転免許証の更新期間が満了する日の6か月前から受講等をすることができますが、高齢運転者が増加していく中、県内の受け入れ枠不足に伴う待ち日数の長期化が課題となっておりました。
岩槻高齢者講習センターにおきましては、高齢者講習が1日最大120人、年間で約3万2千人を受け入れることができ、認知機能検査では1日最大180人、年間で約4万3千人を受け入れることが可能となっております。
今後、講習センターを効率よく運用することで、講習等の待ち日数の長期化を抑制し、余裕をもって更新期間内に運転免許証を更新していただけるものと考えております。
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