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掲載日:2024年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
我が団のプロジェクトで講師に招へいした東洋大名誉教授、山田肇先生のお話の中で、大野知事就任挨拶より、おおよそ5,000字の挨拶の中で、片仮名語、略語が頻繁に使われているとの話がありました。
コロナから始まり、パンデミック、コンパクト、スマート、FEMA、レジリエント、デジタル、ブラッシュアップ、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブ、プロジェクトマネジメント、ジェンダー等、45回近く知事は使用されておりました。
国際標準のプレイン・ランゲージ(平易な表現)の原則によれば、埼玉県民の皆様が分かるように、県民目線での話をすべきであるという話を頂きました。我々議員も同様であり、反省すべきと考えておりますが、確かに知事は、発言などで片仮名語や略語を多く使用しているのではないでしょうか。
白土議員からも、予算特別委員会総括質疑冒頭でこの件に関する発言をしておりましたが、片仮名語や略語に簡単な注釈をつけるなど、県民目線を意識して、よく分かりやすく発言をしていくべきと考えますが、大野知事の御所見をお伺いいたします。
A 大野元裕 知事
県政の推進に当たりましては、県民の皆様の理解が不可欠なため、県政に関する発信は、県民目線を意識した分かりやすいものであることが重要と認識しています。
議員お話しのとおり、私の発言の中でもカタカナ語などを使用している場合がございます。
例えば、「サーキュラーエコノミー」、あるいは「ネイチャーポジティブ」などは、比較的新しい概念であり、日本語訳ではその意味を網羅しきれず、かえって分かりにくいものになる場合がございます。
また、これらの言葉は国やメディア等で広く使用されており、県で使用する用語を同一のものとすることで、県民や事業者の混乱を防ぐなどの効果があります。 他方、外来語などを使用する場合には、可能な限り注釈を付けたり、文脈の中で外来語の意味が分かるようにするなどの工夫をしておりますが、今後も県民目線に立って、これまで以上に分かりやすい表現となるよう心掛けたいと思います。
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