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掲載日:2024年7月12日
Q 関根信明 議員(自民)
我が団の田村琢実団長の2月定例会代表質問の中で、「本庁舎の使用年数が築80年まであと7年しかない。庁舎再整備完成までの工程をどのように考え、目標使用年数が訪れた際、安全なオフィス環境をどのように確保していくのか」という問いに対しまして、知事答弁として「現在、基本構想策定に向け、県庁舎再整備検討委員会等における議論を深め、北部地域振興交流拠点の検討結果を随時取り入れていく必要もある。検討を加速化させ、スケジュールをできるだけ早くお示ししたい」との答弁がございました。
また、「県庁舎の目標使用年数を超えて使用する場合には、部分的対策が必要。目標使用年数を超えて使用する場合は、コンクリートのひび割れ補修などの適正な対応を講じていきます」との答弁がありました。耐震化や補修をしてきた県庁舎は、築80年までの計画で進めてきていると思っておりましたが、80年を超えてもクラック等を補修すれば使用できる旨の知事発言に違和感を持ったところであります。計画に基づいて進めていくべきでありますし、今から逃げを打ったような発言に聞こえましたが、この件に関し再度、大野知事に確認をさせていただきます。
A 大野元裕 知事
目標使用年数の80年はあくまで目安を示したものであり、新しい県庁舎を今後数十年使用することを考えれば、80年を期限として拙速に再整備の議論を行うつもりはございません。
基本構想策定に向けて、これまで、県庁舎再整備検討委員会や昨年10月に設置した専門家会議において、DXを前提とした将来の県庁舎のあるべき姿等について議論を進めてまいりましたが、80年を期限として議論をしていただいたことはありません。
今年度に入り、6月6日に第3回県庁舎再整備専門家会議を開催し、新しい県庁舎にふさわしい危機管理の在り方や環境性能、利便機能など具体的な機能面の議論のほか、県庁舎の位置についても、御意見を頂きました。
今後は、それらの議論に加え、将来の働き方を踏まえた執務スペースの在り方や県庁舎の規模等の検討も進め、できるだけ早く完成までのスケジュールをお示ししたいと考えております。
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