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掲載日:2024年10月23日

令和6年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(中川浩議員)

「応能」の限界-国民健康保険税-他の健康保険との統合~国の動向と要望~-

Q 中川浩 議員(改革)

たった今の知事の答弁、おっしゃるとおり受益とのバランス、あるいは財政の安定が必要だと思いましたので、先ほど私からの質問で、一般会計からの繰入れがあれば財政も安定をするし、低所得の方にもお金がいくというふうな考えの下にお話をさせていただきました。
このカの質問ですけれども、国保とほか2つの健康保険組合との統合は、国でこれまで全く議論していません。県は要望されておりますが、今の延長上では一切前に進みませんので、知事は今後はどのような具体的手段で要望する御決意でしょうか、お願いいたします。

A 大野元裕 知事

国民健康保険制度の安定的な運営や構造的な問題の解決に向け、将来的には、国の責任の下、被用者保険も含めた全ての医療保険制度は一本化する必要があると認識しています。
この点については、全国知事会とも連携をしながら国に対し要望を行っており、今後も要望を続けてまいります。
その一方で、医療保険制度の一本化を一足飛びに進めることは国においても非常に難しいものだということは理解しています。
そのため、まずは国保制度の中で統一を図っていくことが医療保険制度の一本化に向けた第一歩として県の姿勢を示すものであると認識をしており、引き続き保険税水準の統一を進めてまいりたいと考えております。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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