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掲載日:2024年10月23日
Q 中川浩 議員(改革)
まず1番、CS(県民への応対)「日本一暮らしやすい県」への道~県民(県議)からの提案を県庁職員が聴き、回答(答弁)する姿勢「軸足」・視点~について。
県民が改善の余地があると思い新たな予算を伴わない提案でも、回答は県民が間違いなく知っていると職員自身が分かっている説明を繰り返すだけで考えていただけないときがあります。一方、自治体によっては、議会の質問前に答弁書案を議員に示し、それを基に課題改善に向け、議員と質問前に打合せするところもあります。
まずは、(1)一般質問前に県庁が既に予定していたことや、これまでの取り組みを答弁で述べないことを質問者が望んだらそうしていただきたいと思いますし、今回、私への答弁はそのようにお願いしたいのですが、大野知事のお考えをお聞かせください。
A 大野元裕 知事
御質問の趣旨は、「現状では十分ではないと思うから質問しているのに、既存の取組の説明にとどまる答弁がある」ことへの問題提起と理解をいたしました。
議員の皆様の御質問は、現場の声や県民の切実な思いを反映したものであり、私たちは常に真摯に向き合い、丁寧な答弁に努めるべきと考えます。
他方、御提案のように「既に予定していたことや、これまでの取組は答弁で述べない」といった制限を掛けると、正確な説明に必要な情報が欠落したり、答弁が分かりにくくなることも懸念されます。
答弁で大切なことは、議員の問題意識をしっかりと受け止め、論点をはぐらかすことなく、答弁すべきことを正確・誠実に述べることであり、また、議会答弁は議事録として残されることから、仮に御質問いただく方との間で共通理解があると想定されたとしても、正確を期すべきと考えます。
このため、私は何を述べないかをお約束するのではなく、述べるべきことを、過不足なく正確・丁寧に答弁したいと考えます。
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