トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和6年6月定例会 > 令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月27日(木曜日) > 岡田静佳(自民) > 令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡田静佳議員)
ここから本文です。
ページ番号:255814
掲載日:2024年7月12日
Q 岡田静佳 議員(自民)
この質問は残念ながら今回で最後になると思います。
令和2年から、渋沢栄一翁の銅像の設置を求めてまいりました。産業労働部長の答弁は、「現時点におきまして、銅像を設置するのではなく、渋沢翁を県内外の多くの人に知っていただき、埼玉県の観光の振興につながるよう、機運を盛り上げる効果的な手法を検討してまいりたいと考えております」という答弁でしたが、本当に機運は盛り上がったのでしょうか。先日、都内の複数の大学生とお話しする機会がありましたが、先生も含めて生徒全員が、渋沢翁って埼玉県出身だったんですかと驚かれてしまいました。
北区はふるさと納税を活用した旧渋沢庭園改修プロジェクト、クラウドファンディングを開始しました。今回は顕彰の観点から大野知事にお聞きしたいと思います。1万円札発行に向けてクラウドファンディングをし、県庁に銅像を設置することはできないか。花時計の隣にこのように設置するといいと思っていますので、いい答弁、よろしくお願いいたします。
A 大野元裕 知事
議員御指摘のとおり、この機会を生かした取組による魅力発信や顕彰が必要とされております。渋沢翁の銅像につきましては、県内でも最もゆかりが深い深谷市に4体設置されております。
県といたしましては、銅像の新たな設置という方法ではなく、新一万円札の発行というこの機会を逃すことなく、様々な催事などを実施することで偉大な功績を広く広報してまいりたいと思います。
再Q 岡田静佳 議員(自民)
銅像はどこにあるかが私は重要だと思うんですね。深谷に4体あっても、深谷の渋沢栄一翁になってしまうんです。北区にあると北区の渋沢翁、県庁にあれば埼玉県の渋沢翁になると思います。
これは悪い例ですけれども、韓国が世界中に少女の像というのを建てていますけれども、たった100体以上の銅像で、世界中の世論をあおっていますね。
なので、深谷にある4体から、埼玉県の渋沢翁としては、やっぱり私は県庁がいいと思うんです。なので、クラウドファンディングだとお金もかかりませんし、500社も関わった方ですから是非県内企業さんとかにも相談していただいてクラウドファンディングができないか、プロジェクトで再検討していただけないか、知事にお尋ねします。
再A 大野元裕 知事
渋沢翁の功績や埼玉県出身であるということを伝える重要性を御指摘いただきました。これらの課題は県庁に銅像を設置するという方法よりも、ウェブサイトやSNS、広報紙、テレビ・ラジオなどを活用して広報する方が効果が高いと考えております。
また、渋沢翁の銅像につきましては、生誕の地としてゆかりの深い中の家など深谷市内に設置されることで、偉大な功績を現在に伝えております。
郷土の偉人を顕彰する目的で銅像を設置する際には、偉人を取り巻く歴史的ストーリーが感じられる場所など、偉人ゆかりの地に設置することが効果的と考えております。また、渋沢翁ゆかりの企業につきましては、 これまでも、今回の渋沢翁の1万円札発行に合わせ、多大なる御協力をいただいておりますところ、効果の高い催し物等に御協力を引き続きいただきたいと思っております
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください