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掲載日:2024年7月12日

令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡田静佳議員)

多様な学び・不登校対策について-小・中学校に通信制課程の導入を-

Q 岡田静佳 議員(自民)

コロナの影響もあり、不登校が大変増えています。
先日、県立高校で唯一の通信課程を持つ大宮中央高校の視察に行かせていただきましたが、大学のような自由度の高いカリキュラムで大変人気があり、通信制の課程へ中学を卒業してすぐに入学する生徒の数は、令和2年の230名から令和6年には459名と4年間で2倍に増えており、将来的に希望者全員が入学できなくなることも懸念されます。また、昼夜開講の3部制の戸田翔陽高校の視察もさせていただきましたが、こちらも希望する部に入れない子がたくさんいますが、起立性調節障害などは、朝は受けられないけれども、昼からの学校には来られる子もたくさんいます。
生徒、児童を取り巻く環境も大きく変化し、いじめ問題も場合によっては死に至ることがあります。私は、無理に既存の枠組みの学校に行かせなくても、多様な形態の学校を増やし、より子供が学びやすい環境を整える必要があると思います。
小・中学校に通信制課程の導入をできないか、教育長にお尋ねします。

A 日吉亨 教育長

小・中学校における通信制課程については、学校教育法附則第8条で「中学校は、当分の間、尋常小学校卒業者及び国民学校初等科修了者に対して、通信による教育を行うことができる。」とのみ規定されております。
このことから、これ以外のケースでは義務教育の通信制課程を導入することはできません。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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