トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和6年6月定例会 > 令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 6月27日(木曜日) > 岡田静佳(自民) > 令和6年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡田静佳議員)
ここから本文です。
ページ番号:255813
掲載日:2024年7月12日
Q 岡田静佳 議員(自民)
このポスターは神尾髙善議員からお借りしたものです。また、小川真一郎議員からも、是非この質問、頑張れと応援を頂いておりますので、3人分の思いを乗せて質問させていただきたいと思います。
いよいよ本年7月3日には、埼玉県の偉人渋沢栄一翁を肖像画にした新1万円札が発行されます。渋沢栄一翁は、第一国立銀行など約500社の企業の設立、育成に関与されました。また、身寄りのない子供や老人を介護するための施設である養育院に関わり、91歳の天寿を全うするまで50年以上にわたり、養育院の院長も務められました。
新1万円札が発行されるこのタイミングをチャンスと捉え、渋沢翁の業績をたたえるとともに、更なる埼玉県の魅力を発信していくべきと考えます。
今回の質問に当たり県の取組を調べましたが、ロゴマークとキャッチコピー「渋沢って、埼玉らしい」の作成と特設ホームページの作成、6月29日のシルクハット大作戦、7月3日のトークイベントと、7月6日の県庁の七夕フェスティバルがあることが分かりました。残念ながら、調べたから分かったのであって、北部とさいたま市以外の方はほとんど知らないと思いますし、遠くまで行って参加したい方は少ないと思います。
私は、令和2年から一貫して申し上げてきたのは、有名な方がいない埼玉県において、せっかく1万円札の顔となり、大河ドラマの主人公となった偉人を埼玉県全域で盛り上げようという趣旨で質問をしてまいりました。今からでも間に合います。
例えば、全小・中学校の玄関などに深谷市のように大きなポスターを張ることで、県内全域に渋沢翁が埼玉出身と伝わると思います。埼玉県の魅力発信に向けて、現在予定されているイベント以外に埼玉県全域でポスターを張るなど、1万円札発行のお祝いをできる取組ができないか、知事に御所見をお伺いします。
A 大野元裕 知事
県では、新一万円札が発行され、日本中が渋沢翁に注目するこの機会を逃すことなく、埼玉の魅力を全国に発信するとともに、お祝いムードを高めていくため、様々な企画を検討しております。
議員お話しのとおり、7月3日には座談会「渋沢栄一翁が目指した未来を語る」と「新一万円札交換会」、7月6日には「県庁七夕フェスティバル」を実施予定で、記者会見など様々な機会を捉えて広報しております。
また、若手の影響力がある広報アンバサダーにこうした催し物や渋沢翁ゆかりの地、渋沢翁にちなんだ文化や食等を体験してもらい、埼玉の魅力をSNSで全国に届けてもらいます。
県民や近県住民に向けては、渋沢翁ゆかりの地や周辺の観光地を紹介する動画を県内サービスエリアのデジタルサイネージで放映するほか、JRや県内を走る私鉄各線の電車内ビジョンで放映します。
毎年、多くの来場者がある県民の日においては、新一万円札発行をお祝いする特別企画を実施するほか、バーチャル埼玉でも、特設ブースの設置やSNSでの広報キャンペーンを実施する予定です。
議員御提案のポスターにつきましては、新一万円札の発行をお祝いし、「渋沢といえば埼玉」を周知する上で有効であると考えます。
可能であれば県議会議員の皆様にもポスター掲示に御協力いただくなど、オール埼玉での取組ができないか至急検討します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください