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掲載日:2023年12月28日
Q 渡辺大 議員(自民)
入間基地周辺の高校に通う生徒さんから相談がありました。御存じのとおり、今年の夏むちゃくちゃ暑かったんですが、学校のエアコンが全然効きませんとのことです。
さらに、1、エアコンは職員室が一番冷え、教室は職員室に近いところが一番冷える。職員室から離れるにつれ、効きが悪くなる。2、1時間目の事業が始まらないとエアコン入れてもらえないので、夏暑くて冬寒い。3、授業が終了すると、つまり放課後はエアコンが切られてしまうので、放課後はエアコンが効かない。授業と名が付くものがあると入れてもらえるとのことです。
ちなみに部活は授業ではないので入れてもらえないそうで、吹奏楽部など教室で行う部活は、夏は窓全開で活動しているとのことです。これは、熱中症で病人が出る前に対応したほうがいいと思います。
まず、単純に老朽化したエアコンの性能に問題があるように思います。エアコンの更新予定について、教育長お聞かせください。
A 日吉亨 教育長
入間基地周辺で自衛隊機の騒音対策に関する国の補助制度を活用し、県がエアコンを設置している県立高校は16校でございます。
うち、設置から15年以上が経過し、性能に課題が生じている学校が4校あります。
そこで、県では、国による騒音基準を満たし、今年度、更新工事に着手した学校が1校、設計業務を進めている学校が1校となっています。
残りの2校については、現在、騒音測定を実施しており、国の基準を満たした場合には、速やかに更新に向け対応してまいります。
また、最近では自衛隊機の騒音が緩和している状況もあり、国の基準を満たさない場合も想定されます。
そのため、県では、国に対し基準の緩和について要望を行っており、引き続き要望してまいります。
再Q 渡辺大 議員(自民)
職員室は近いから効いて、遠くの教室になると効きが悪くなるのは、個別化方式でなく、セントラル方式という方式が採用されているからだそうです。後援会費を値上げして修繕などの対応を検討しているそうです。かなり涙ぐましい状況です。
最近は、先ほどおっしゃられたとおり、新型の航空機が出て、それの飛行音が小さくなっているため、防衛省の基準に届きづらくなり、補助金が出づらくなっているということも聞いております。防衛予算として国に要望していくのも大事ですが、早急に県として予算を取り、エアコンを更新していくべきと考えますが、教育長の御所見を伺います。
再A 日吉亨 教育長
県として予算を取りエアコンを更新すべきとのご質問でございますけれども、これまで、県では、国の補助制度を活用しエアコンの整備を行ってきたところでございます。
エアコンを更新するまでの間、引き続き、機能回復に向けて、可能な修理を行うとともに、まずは、国に対して基準の緩和について要望してまいります。
あわせて、国の基準を満たせない場合についての対応策を検討してまいります。
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