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ページ番号:247204

掲載日:2023年12月28日

令和5年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(渡辺大議員)

困難を抱える若者への支援を-これまでの取組-

Q 渡辺大 議員(自民)

現在、県では、少子化対策、子育て支援、児童虐待防止、社会的養育の充実といった施策を通じて、子育てに希望が持てる社会の実現に取り組んでいます。
しかし、これらの施策は、主に小・中学生までを対象とした子供やその家庭への支援が中心で、義務教育終了後の青年期の若者への支援がもっとあってよいと思います。
困難を抱える若者を適切な支援につなげていくための県のこれまでの取組について、知事に伺います。

A 大野元裕 知事

若者の抱える困難の背景には、若年無業者、ひきこもり、高校中途退学など多種多様な問題があります。
そこで、県では、このような若者の困難に対応し、様々な取組を行ってまいりました。
例えば、若者自立支援センター埼玉において、働くことに悩みを抱える15歳から49歳までの方とその家族を対象に、相談や就業意識の啓発、就業体験等の支援を行っています。
また、ひきこもりに関する専門的な相談窓口を県内に17箇所設置するとともに、ひきこもりに悩む本人や御家族に助言や情報提供など適切な支援を行っております。
さらに、進路、卒業に不安や悩みを抱える高校生と保護者等を対象に相談会を開催し、高校中途退学の防止に取り組んでおります。
一方で、若者が抱える困難は同時に複数の問題が関係していることが少なくないことから、行政の縦割りを超えて連携する必要があります。
そこで、県では、教育、福祉、保健医療、就業など様々な支援団体を対象とした研修会を開催し、課題共有や情報交換を通じて、支援団体同士の顔の見える関係づくりを行うことで連携強化を図っております。
若者の多様な課題に対応した、効果的かつ円滑な支援体制を構築してまいりたいと考えます。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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