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掲載日:2023年12月28日
Q 渡辺大 議員(自民)
デフリンピックとは4年に一度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会です。おととい、埼玉県議会オリンピック・パラリンピック振興議員連盟も、オリンピック・パラリンピック・デフリンピック振興議員連盟と名称変更がなされたところです。
また、地元三芳町は、共生社会の実現を目指し、東京2025デフリンピック大会の事前キャンプ実施に関する協定をマレーシアと締結しました。今後は、同大会のマレーシアのホストタウンとして、デフリンピック大会を盛り上げていきたいと考えているとのことです。
全日本ろうあ連盟に報告に伺った際、「全国初」との言葉を頂くと同時に、「全体の盛り上がりに欠けており、今後、更にイベント等を行い、盛り上げていきたい」とのお話もあったとのことです。
大会の機運醸成と県による支援が必要とのことですので、県も障害者スポーツ推進の観点からデフリンピック開催の支援を進めていってほしいと考えますが、県民生活部長の御所見を伺います。
A 島田繁 県民生活部長
議員お話のとおり、パラスポーツを推進し共生社会を実現するために、東京デフリンピックを盛り上げていくことが重要と考えております。
そこで、県では普及啓発活動として、県公式ホームページやSNS、彩の国だよりなどを活用し、スタートや審判の合図などに特徴のあるデフスポーツや本県ゆかりの選手などの情報を発信してまいります。
また、選手との交流や啓発イベントなどの取組をホストタウンを巻き込み、県全体に広げてまいります。
さらに、若い世代の関心と理解を促進するため、聴覚障害者と健常者の交流事業も始めたところでございます。
先日の大宮ろう学園と大宮南高校の部活動交流会では、生徒からは一緒にスポーツをするうちに仲良くなれた、手話を覚えられて楽しかったとの感想がございました。
他方、デフアスリートの強化支援として、特別強化指定選手に活動経費を補助するとともに、専門家による個別サポートも開始いたしました。
県といたしましては、大会やデフスポーツの普及啓発活動とアスリートの強化を両輪に支援を行い、東京デフリンピックを盛り上げてまいります。
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