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掲載日:2024年7月12日
Q 林薫 議員(自民)
生徒一人ひとりの特性や個性を伸ばす方策にはどのようなものがあるのでしょうか。
例えば、学業が大変優秀な生徒に対して飛び級という制度が戦前の日本の教育制度にはありました。現在も諸外国にはあるようです。飛び級を全体の制度として導入するためには、大きな議論が必要であると考えますが、充実した、自ら課題を発見して解決する力を育む過程で飛び抜けた努力や成果が認められる生徒に対しては、更に高度な教育機会を与えることは、本人にとって大きな喜びややりがいにつながり、教育制度にとっても大きな成果につながるものと考えます。
生徒一人ひとりの特性や個性を伸ばす「個別最適な学び」について、現在、県ではどのような取組をされているのでしょうか。教育長にお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
県では、生徒一人ひとりの「個別最適な学び」の一つとして、高校生が大学に出向き、大学生と一緒に講義を受け、大学の単位を修得する取組を行っており、令和5年度は、県内5大学から、8つの高校の83名の生徒が単位を認定されました。
令和6年度は、新たに「ICTを活用した遠隔教育導入・展開実証事業」として、県内3大学と連携し、オンラインで、各大学の専門的な講義を県立高校生向けに配信する予定です。
例えば、立正大学の教授によるプログラミングを学ぶ講座では、基礎的な技術の習得から、データの分析を行うための実践まで、計15回の講座を9月から実施します。
今後とも、学習においてICTを積極的に活用するなどして、生徒一人ひとりの「個別最適な学び」に積極的に取り組んでまいります。
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