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掲載日:2023年12月28日
Q 武内政文 議員(自民)
5か年計画では、令和8年度末にプロジェクトに取り組む市町村数の目標を46市町村としておりますけれども、単に市町村数を増やすことがKPIでよいのかというのが疑問であります。具体的に、どのような状態になれば、このプロジェクトの成果が出たと言えるのか、これでは分かりません。現在のKPIはアウトプットに過ぎないと思います。
アウトカムベースの目標設定が必要だと考えますが、この点いかがでしょうか、知事にお伺いします。
A 大野元裕 知事
埼玉版スーパー・シティプロジェクトは、令和3年度から市町村のエントリーの受付を開始したところであり、まずは市町村に取組を始めていただくことが重要と考え、令和4年度からスタートをした現行5か年計画においては、プロジェクトに取り組む市町村数を施策指標に設定をしたところであります。
プロジェクトは、超少子高齢社会を見据え、市町村のコンパクト、スマート、レジリエントの3つの要素を兼ね備えたまちづくりを県が支援をするものです。
そして、この3つの将来像につきましては63の全ての市町村が持続可能な地域社会を形成するように誘導をしていく必要があると考えております。
そのため、5か年計画においては市町村のエントリー数をKPIとして定めており、PDCAサイクルを回してくために、そこで一度チェックを行った上で、早期にプロジェクトに取り組んでいただいた各市町村と協力をして、その後の3つの要素についての充実を図ってまいりたいと考えております。
再Q 武内政文 議員(自民)
そうしますと、アウトカムベースの目標設定は当面しないというような理解でありますけれども、それですとやはりこの埼玉版のプロジェクトが全体としてどういう姿になっていくのかというのが、やはりちょっとはっきりしないんじゃないかと思います。
言わばでき上がってからのお楽しみというような考えではないんですか、知事にお伺いします。
再A 大野元裕 知事
具体的なアウトカムにつきましては、それぞれの市町村がそれぞれに行うところであり、県といたしましてはオーダーメイド型の支援を行うものであります。
他方、これは出来上がってのお楽しみというお話がございましたけれども、3つの将来像である「安心・安全の追求」「誰もが輝く社会」「持続可能な成長」の実現に向けて、コンパクト、スマート、レジリエントの3つの要素を兼ね備えるということを条件として定めているために、これを充足させることが1つのアウトカムになると考えます。
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