ページ番号:4634
掲載日:2024年3月11日
ここから本文です。
北足立の北部地域の鴻巣市では、水稲、麦、大豆ともに県内上位の作付面積を誇り、水田作が盛んです。
鴻巣市には、東日本最大級の規模を誇る卸売市場「鴻巣フラワーセンター」があり、近隣の寺谷・箕田・川里地区では、花壇苗・鉢花の栽培が盛んで、県内はもとより全国有数の花産地として有名です。このほか、常光地区は、6月に出荷できるハウス梨の産地として全国に知られています。
北本市は、トマトやキャベツが特産で、近年はそばの栽培も盛んです。
トマト栽培は、大正時代に輸出用の種子をとるために始められ、昭和初期には生産組合ができて、東京に出荷し始めたという歴史と伝統があります。現在も完熟タイプの品種が生産され、直売所などで人気です。
そばは、水田転作の奨励品目として栽培が始まり、現在でも県内で有数の作付面積を誇っています。
カントリーエレベーター(鴻巣市)
鉢花温室(鴻巣市)
そば畑(北本市)
畑作が盛んな地域で、野菜や果樹の産地です。
野菜は、こまつな、ほうれんそう、キャベツ、だいこん、トマト、きゅうり、さつまいもなど幅広く生産されています。
果樹では、梨、ぶどう、栗などが栽培されています。梨は、埼玉県が育成した大玉で甘い梨「彩玉」に品質基準を設け、「黄金の雫」と名付けてブランド化を図っています。
また、畜産が盛んな地域でもあります。上尾市、桶川市では、荒川河川敷を採草地として活用した酪農家が生乳の生産を行っています。
彩玉
河川敷の飼料作物
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください