トップページ > 健康・福祉 > 障害者(児)福祉 > 障害者の自立・社会参加 > 塙 保己一(はなわ ほきいち) 賞 > かたい意思と努力の人
ページ番号:19945
掲載日:2019年11月28日
ここから本文です。
ある晩のこと、いつものようにある武士の奥方の腰や肩をもんであげ、お金をいただくかわりに、本を読んでもらっていました。
蚊帳の中で読む奥方は、彼が蚊帳の外で両手をひもで縛り、じっと聞いているのに気づきました。
奥方がどうしたのかと尋ねると「蚊に気をとられると、せっかく読んでいただいた本の内容を聞き忘れてしまうからです。」と答えたのです。
それに感心した奥方は、ご褒美に「栄華物語」を買って与え、保己一はそれを生涯大事にしたそうです。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください