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掲載日:2021年1月21日
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塙保己一は一生の間に何十種類もの書物を編集し、出版しました。
有名なのは「群書類従」です。
これは、全国各地の貴重な書物を集め、25の部に分類した大文献集です。
不自由な身にもかかわらず、書物のためならば遠くまで自分で出かけ、借りては弟子に写させたのです。
「群書類従」666冊が完成したのは、74歳のときのことでした。
34歳のとき思いたってから41年もの間、研究・編集・出版と休む間なく取り組み、ついに完成したのです。
驚いたことに、この大きな仕事が終わると間もなく、次の「続群書類従」の準備に取りかかりました。
しかし、生前には完成しませんでした。
亡くなってから90年目に、明治時代の末についに完成しました。
「群書類従」はじめ、保己一が残した数千巻にのぼる書物は、今なお学問をする人にとってなくてはならないものになっています。
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