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掲載日:2024年2月9日
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髙田 英一(たかだ えいいち)氏(81歳) 京都府
障害種別:聴覚障害
世界ろう連盟名誉理事他、一般財団法人全日本ろうあ連盟参与、社会福祉法人全国手話研修センター日本手話研究所所長、社会福祉法人京都聴覚言語障害者福祉協会理事長、認定特定非営利活動法人障害者放送通信機構理事長などを務める。
8歳の時に失聴。ろう学校高等部から当時としては初めて大学に進学。卒業後、聴覚障害者では初めて地方公務員試験に合格し、京都市役所に採用。
昭和39年に財団法人全日本聾唖ろうあ連盟(現:一般財団法人全日本ろうあ連盟)議長に就任以来、常任理事、書記長、副理事長、理事長等を14期42年に渡り歴任。平成18年からは参与に就任している。
平成3年7月、アジアで初めての「第11回世界ろう者会議」日本開催に尽力し、日本の聴覚障害者運動の国際的評価を高めた。この会議後、アジアから初めて世界ろう連盟(WFD)理事に選出される。
JICAの委託による「ろう者指導者研修事業」の実施やアジア地域の貧しい聴覚障害児の教育援助を主な目的とした「アジアろう者友好基金」設立にも尽力。
平成9年厚生大臣表彰(更正援護功労者)他、平成10年トーマス・マイナー・ギャローテッド賞受賞、平成12年糸賀一雄記念賞受賞、平成21年旭日小綬章受賞など、顕著な賞を数多く受賞している。
大胡田 誠(おおごだ まこと)氏(40歳)東京都
障害種別:視覚障害(全盲)弁護士
12歳で失明。慶応大学法学部、同法科大学院に進学し、平成18年に全盲では日本で3人目の司法試験に合格。
一方で、社会活動にも力を入れ、平成26年から平成30年まで社会福祉法人日本盲人会連合の青年協議会会長、公益財団法人東京都盲人福祉協会青年部部会長を歴任。現在も指導者として活動している。
本人著書「全盲の僕が弁護士になった理由」は、2014年テレビドラマ化された。
公益財団法人 日本盲導犬協会 神奈川県
視覚障害者の自立と社会参加を推進するために、盲導犬の育成・訓練、視覚障害者リハビリテーション事業などを展開している。
昭和42年に日本で初めて厚生省(当時)の認可を受け、設立された盲導犬育成団体。全国に4カ所の訓練センターを有し、昨年度創立50周年を迎えた
身体障害者補助犬法や障害者差別解消法の啓発から、企業や医療機関向けの盲導犬受け入れセミナーも行っている
全国の小中学校を訪問し、子どもたちへ盲導犬や視覚障害への理解をはかる「盲導犬小中学校キャラバン」を開催している。(平成29年度実績331回)
平成30年第52回吉川英治文化賞受賞。
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