トップページ > 健康・福祉 > 障害者(児)福祉 > 障害者の自立・社会参加 > 塙 保己一(はなわ ほきいち) 賞 > 「第10回塙保己一賞」受賞者
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掲載日:2024年2月9日
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※受賞者の年齢は、平成28年4月1日現在です。
竹内 昌彦(たけうち まさひこ)氏(71歳 岡山県岡山市)
障害部別:視覚障害(全盲)
社会福祉法人岡山ライトハウス理事長、社会福祉法人岡山県視覚障害者協会理事。元岡山県立岡山盲学校教頭。
点字ブロックが世界で初めて敷設された岡山市内にモニュメントを設置。その後も点字ブロックを守る会の代表として、点字ブロックへの理解を深める活動を全国に向けて展開。
講演活動での講師謝金などを基に、モンゴルとキルギスに視覚障害者支援施設を創設。モンゴル、キルギスの全盲の子供たちに手術代などの治療費を援助し視力を回復させている。
踊 正太郎(よう しょうたろう 本名 進藤 正太郎)氏(39歳 茨城県石岡市)
障害部別:視覚障害(全盲)
津軽三味線奏者。古典的な曲に加え、オリジナル曲も豊富で、伝統の世界にみずみずしい感性を吹き込んでいる。
舞踊を教えていた祖母の影響で3歳の時に民謡で初舞台。
6歳より津軽三味線を始め、16歳で津軽三味線全国大会に初出場ながら6位入賞。18歳から青森県の名人の下で内弟子として修行。
平成9年から3年連続で津軽三味線全国大会チャンピオン。第2回津軽三味線日本一決定戦で第1位。キングレコード「津軽五大民謡」によりメジャーデビュー。
岡村 原正(おかむら もとまさ)氏(63歳 埼玉県戸田市)
盲人用福祉機器の設計・製造、販売を展開する、株式会社ジェイ・ティー・アール(埼玉県戸田市)の代表取締役。大学卒業後に入社した株式会社白雷商会の福祉機器部門等を母体とした会社を設立し、現在に至る。
視覚障害者向けの総合展示会に第1回目から参画し、出展のみならず企画と運営にも協力。
視覚障害者ボウリング協会設立時より協会の活動に協賛し、世界大会を開催する規模に発展したことに貢献。
平成3年1月に世界初の点作図プロッタ機構を搭載した点字プリンタ・プロッタを発売。
新井 淑則(あらい よしのり)氏(54歳 埼玉県秩父郡皆野町)
障害部別:視覚障害(全盲)
皆野町立皆野中学校教諭(国語)。
「ノーマライゼーション・教育ネットワーク」代表として、視覚障害、肢体不自由や内部疾患のある教師が働き続けるための条件整備や環境整備を支援。
社会の縮図である学校でのノーマライゼーション(共生社会)を目指し、教員採用試験の点字受験や障害による勤務軽減、職場介助者の導入などの働きかけを行っている。
福祉教育や人権教育の一環として、年に10数件程度学校を中心に、盲導犬の役割、視覚障害者の理解、そして自らの歩んだ人生をテーマに講演する活動を行っている。
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