「第7回塙保己一賞」受賞者
平成25年度塙保己一賞(第7回) 受賞者
※受賞者の年齢は、平成25年4月1日現在です。
大賞
高橋 實(たかはし みのる)氏(81歳)(大阪府大阪市在住)
障害部別:視覚障害(全盲)
- 昭和36年以降、点字による大学受験の導入や就業相談支援などに取り組む。
- 昭和62年、視覚障害者支援総合センターを設立(※)
※現在、社会福祉法人視覚障害者支援総合センター理事長。
- 平成3年、国家公務員採用試験等への点字受験導入を実現に尽力した。
奨励賞
金子 遼(かねこ りょう)氏(23歳)(埼玉県熊谷市)
障害部別:知的障害
- アイナス(INAS)世界選手権に過去3回出場。
- 今年開催のアイナス世界選手権(チェコプラハ)では5,000mで銀メダルを、1万mで金メダルを獲得。
- 平成24年第66回福岡国際マラソンで知的障害者の世界記録を達成。
- 平成24年第25回上尾シティーハーフマラソンで陸連登録者として知的障害者日本記録を達成。
貢献賞
木 金次(たかぎ きんじ)氏(81歳)(東京都町田市)
- 日本チャリティ協会を設立(※)し、会長として年末チャリティショウを20年間、チャリティバザールを23回開催するなど、障害者の社会参加と自立に大きく貢献している。
※現在、公益財団法人日本チャリティ協会会長
- 2009東京アジアユースパラに合わせ国際障害者アート展(アジア58作品、日本120作品)を開催した。
- 昭和61年から東京都障害者総合美術展を毎年開催し、多くの作品を展示している。
NPO法人国際障害者ピアノフェスティバル委員会(東京都世田谷区)
- ドイツの国際パラリンピック委員会の許諾のもと、2005年世界14か国から94名の障害のあるピアニストが参加した世界初のピアノパラリンピックを開催。2009年に第2回目を開催し、今年11月に第3回目を開催予定。将来、オリンピックの芸術部門参加を目指している。
- 「障害があってもピアノは弾ける」をモットーにした委員会の取組により、障害を持つピアニスト達の活動が、各メディアでも取り上げられるようになった。
- 国立音楽院に障害者のための特別教室を設置するほか、障害があるピアニストたちに交流の場、発表の場を提供している。