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掲載日:2024年10月16日

令和6年9月定例会 「警察危機管理防災委員長報告」

副委員長 橋詰 昌児

警察危機管理防災委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会には、付託案件がなく、所管事務の調査として、「過積載車両に対する指導・取締り」、「財務書類の報告誤りの再発防止」及び「今夏の大雨への対応」について質問が行われました。
以下、論議のありました主なものについて申し上げます。
まず、「埼玉県ダンプカー協会に加入する業者は適切な重量で操業している一方で、加入していない業者の中には、違法な操業を繰り返す者も多いと聞いている。警察として今後どのように対応するのか」との質問に対し、「過積載車両は重大事故につながることが懸念されることから、警戒活動を通じて過積載や整備不良等と認められる車両に対して、交通指導・取締りを継続的に実施していく」との答弁がありました。
次に、「今回の報告誤りにより、誤った予算執行や契約相手方への影響はあったのか。また、他部局との連携を含めて再発防止にどう取り組むのか」との質問に対し、「予算執行への影響や契約相手方への影響は生じなかった。今後は、複数の担当者によるチェックを徹底するとともに、他部局との連携については、企画財政部においても、根拠となる電算データを確認することで再発防止に努めていく」との答弁がありました。
次に、「大雨への対応において、職員が疲弊しないようどのように取り組んでいるのか。また、今回の災害対応での教訓と対策は何か」との質問に対し、「危機管理防災部の災害対応を行う職員は91人おり、ローテーションを組んで順番に対応するなど、一部の職員に負担がかからないよう配慮している。また、今夏の大雨の対応は長期間に及んだため、危機管理防災部門以外の市町村職員も災害対応に追われるケースが見受けられた。このため、危機管理防災部門以外の市町村職員に対しても迅速・的確に情報共有ができるよう、災害オペレーション支援システムの操作研修を充実させていく」との答弁がありました。
なお、当面する行政課題として、警察本部から「災害対処体制について」、危機管理防災部から「ジェンダー視点による避難所開設等に関する標準手引き(素案)の主な内容」についての報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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