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ページ番号:259748
掲載日:2024年10月16日
経済・雇用対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「中小企業の振興、先端産業の推進、企業誘致及び働き方改革の推進を含めた雇用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「先端産業の推進と企業誘致について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)について、完成後、どの程度の企業参入を見込んでいるのか。また、県内企業に対する優遇措置はあるのか」との質問に対し、「本年8月現在、埼玉県ロボティクスネットワークに県内企業が267者参加しており、こうした企業が少しでも多く参入できるよう、支援していく。加えて、長期入居が可能な研究室を20室程度用意しており、企業などに入居してもらい、研究開発を進めてもらいたい。また、優遇措置については、入居企業の審査に当たって、県内中小企業の場合は審査点に加点するなど、配慮していく」との答弁がありました。
次に、「最近、物流施設の立地が目立つが、企業立地件数1,360件に占める物流施設の割合はどうか。また、雇用の創出状況はどうか」との質問に対し、「企業誘致においては、地域経済効果の高い物流施設を誘致するため、単なる倉庫ではなく、雇用創出効果の高い流通加工施設を誘致対象としており、これは全体の3割程度である。また、1施設当たり50人程度の雇用が生まれており、製造業にも劣らない雇用効果が生まれている」との答弁がありました。
次に、「産業用地面積が立地ニーズ面積を下回っているが、これを解消するため、どのような取組をしているのか」との質問に対し、「都市整備部、企業局及び産業労働部が連携して、市町村の産業用地の創出を支援するとともに、県の産業用地だけではなく、民有地も活用し、民間事業者の協力を得ながら、土地の確保に努めていく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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