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掲載日:2024年10月16日

令和6年9月定例会 「人材育成・文化・スポーツ振興特別委員長報告」

副委員長 内沼 博史

人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興に関する総合的対策」でありますが、今回は、「文化の振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「埼玉県芸術文化祭では、高齢者の参加が多く、出品者や出品点数が減少していると感じており、今後、先細りを危惧している。若い世代や保護者の世代等が積極的に参加しやすい状況を作るべきと考えるが、今後の在り方についてどのように考えているのか」との質問に対し、「県としても、出品者の高齢化が問題であり、若手を取り込む必要があると考えている。そこで、埼玉県美術展覧会、通称県展では、昨年度に高校生奨励賞を創設して、各部門における高校生等の優秀作品を表彰した。さらに、今年度の県展から、書の部門において高校生等に限り、臨書及び模刻を出品できるように応募条件を緩和した。また、保護者の世代への取組として、『芸術文化ふれあい事業』では、子供だけでなく保護者にも文化芸術の体験や鑑賞機会を提供している」との答弁がありました。
次に、「多様な人々による芸術表現活動グループ『カンパニー・グランデ』の設立に当たっては、多くの応募があり、多様なバックグラウンドを持つ方々が活動しており、表現活動へのニーズの大きさが感じられた。今後も、更に多様な人々による芸術表現活動を幅広く支援していくことが重要であるが、県はどのように考えているのか」との質問に対し、「『カンパニー・グランデ』は、埼玉県芸術文化振興財団の近藤良平芸術監督が率いる新たなシアターグループで、年齢、国籍、障害の有無などにかかわらず、多様な人々が芸術文化に参加できる機会を提供し、そこから生まれる表現を追求することを目的とした財団の自主企画事業である。このほか、財団では、学生に対する活動支援など幅広い方々を対象にした取組を実施している。県としても、引き続き、財団と連携を図りながら、支援していく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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