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掲載日:2024年10月16日
危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強い県土づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「無電柱化について、緊急輸送道路を重点的に進めるとのことであるが、現状の課題と今後の目標達成見込みはどうか」との質問に対し、「電線共同溝の整備には1キロメートル当たり約5.3億円かかると国から示されている。また、工期も400メートルの道路延長につき約7年かかると言われており、大きなコストがかかり、工期も非常に長いことが課題である。令和6年度に31路線32か所で事業を実施しており、5か年計画の目標に対し残り4.5キロメートルとなる。占用者との事前協議もおおむね整っていることから、令和8年度の目標達成に向けてまい進していく」との答弁がありました。
また、「水循環センターの2系列目の耐震化は、1系列目だけでは処理能力が心もとないため2系列目も耐震化するという認識なのか。また、どのくらいの年数を見込んでいるのか」との質問に対し、「地震発生後もできる限り通常の水処理を行うため、まずは1系列目を耐震化し、その後、計画的に2系列目以降も進めている。また、県の管理する九つの水循環センターのうち五つで水処理施設の2系列目以上の耐震性が不足しており、令和10年度末の完了を目指し進めていく」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、本委員会に付託されております案件につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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