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ページ番号:209558

掲載日:2024年12月23日

令和3年12月定例会 「人材育成・文化・スポーツ振興特別委員長報告」

副委員長 松澤 正

人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」でありますが、今回は、「スポーツの振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「プラチナキッズサテライトの対象者は、プラチナキッズの選考から漏れたものの、一定の水準以上の能力を持つ子供となっている。そのような子供は、ステージが変わらない限り、プラチナキッズの対象にはなれないが、子供の能力は様々な要因で伸びるため、その可能性を踏まえた柔軟な考え方ができないのか」との質問に対し、「子供の可能性を固定し、芽を摘んでしまうようなことがあってはならないと考えている。そこで、各種スポーツ団体と連携を図りながら幅広い視点で子供の能力の可能性を伸ばせるよう努めていきたい」との答弁がありました。
次に、「上尾市に整備予定のスポーツ科学拠点施設は、本県のアスリートにとって重要な施設になる。この施設でしかできないことと各地域の施設でできることを確認し、連携することが重要だと考えるがいかがか」との質問に対し、「スポーツ科学拠点施設と同様の機能を備えている大学や研究機関と連携を図り、県民の利便性を考えれば、身近にある施設で測定した結果をスポーツ科学拠点施設で集約し、分析や活用していくことが理想だと考えている。そうした連携やデータの活用がスムーズに行えるよう、現時点からデータの蓄積や連携先の確保に努めている」との答弁がありました。
次に、「アスリートの就職支援について、アスリートが安心して生活をしながら競技を続けられるために、県は就職受入れ先企業を増やすよう、どのような取組を行っているか」との質問に対し、「県内の経済団体の会合に職員が出向いて制度の説明を行い、また、金融機関に取引先等へのチラシの配布を依頼するなど地道な取組を進めている」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びに東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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