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掲載日:2024年12月23日

令和3年12月定例会 「危機管理・大規模災害対策特別委員長報告」

副委員長 安藤 友貴

危機管理・大規模災害対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」でありますが、今回は、「災害に強い県土づくりについて」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「無電柱化事業について、令和2年度から令和8年度までに8.2km整備をするとのことだが、事業の加速化は検討しているのか」との質問に対し、「無電柱化事業は、設計段階から東京電力やNTTなどの電線管理者、上下水道、ガスなどの占用者との調整が繰り返し必要となる。また、施工段階においては、支障となる埋設物の移設や、電力通信の供給工事を段階的に行う必要がある。県としても、無電柱化事業は防災性の向上に大きく寄与するため、引き続き、各管理者等との調整を早期に行い、少しでも事業期間の短縮が図れるよう努めていきたい」との答弁がありました。
次に、「水害対策における貯留機能の活用について、県では、市が実施する校庭貯留と田んぼダムの数や貯留する水の容量などを把握しているのか」との質問に対し、「校庭貯留については、行田市が小学校4校で整備を予定している。容量については、現在、設計を進めている。田んぼダムについては、行田市が忍川の流域での実施に向けて検討しており、具体的な数値の積み上げについて調整中である」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「大規模災害等に係る応急・防災対策及び災害支援に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。

 

  • 注意:氏名の一部にJIS規格第1・2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しているものがあります。

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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