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ページ番号:209554
掲載日:2024年12月23日
少子・高齢福祉社会対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」でありますが、今回は、「高齢者への支援について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「プラチナ・サポート・ショップの登録店舗数について、全県で2,185件では少ないと思うが、登録店舗数を増加させるためにどのように取り組むのか。また、利用者である高齢者の認知も進んでいない状況であるが、どのように啓発していくのか」との質問に対し、「登録店舗数の拡大に向けて、県はスーパーマーケットなどのチェーン店に協力を依頼し、市町村の生活支援コーディネーターは地域の店舗に対して登録のお願いをしている。しかしながら、コロナ禍の影響で思うような進捗が図られていない状況もあるので、今後、業態別に積極的な働き掛けを行っていく。また、県民への啓発については、ホームページや広報紙などで周知をしているものの、高齢者がホームページの情報へたどり着くことが難しいとの声も聞いている。例えば、生活支援コーディネーターが作成する地域資源マップへの掲載など、様々な機会を捉えて周知していく」との答弁がありました。
次に、「介護人材の確保が難しい中、コロナ禍の影響で失業者は増加している。失業者を介護業界へつなげていくためにどのような支援を行っているのか」との質問に対し、「介護未経験者から相談を受けたり、研修を実施するなど、介護業界へ就職するまでの一貫した支援を行っている。今年度はコロナ禍の影響も考慮し、市町村の生活困窮者窓口とも連携してPRするなど、多くの方の就職につなげられるよう取り組んでいる」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「少子・高齢社会、地域医療、障害者並びにシニアを含めた人材活用に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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