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ページ番号:201304
掲載日:2024年7月4日
Q 内沼博史 議員(自民)
県道飯能下名栗線は、飯能市の山間地域に位置する名栗原市場地区と市街地を結ぶ唯一の路線です。沿道には小学校や中学校などの公共施設があり、飯能市街と名栗地区を結ぶバス路線になっていることから、朝夕多くの市民が通勤や通学に利用しています。
また、多くの川遊びスポットやバーベキュー場などが周辺にあり、都心から1時間でアクセスできる好立地から多くの観光客が訪れております。例年、5月のゴールデンウイークや夏休みなどは、沿道の駐車場も河原もバーベキューを楽しむ方々が大勢いらっしゃいます。今年の4月29日には名栗湖近くに北欧の文化を体験できるノーラ名栗がグランドオープンし、フィンランド式のテントサウナのほかグランピングフィールドが整備され、名栗湖での花火大会の復活も予定されていると聞いております。更なる観光客の増加が見込まれております。
この県道は、市民の生活だけでなく、飯能市の観光にも重要な役割を担っていますが、一部の区間で道路の幅員が狭く、車がすれ違うことが難しい箇所が存在しています。地元から要望書も提出されており、整備への期待は大きく、この拡幅が進めば、更にこの地域のポテンシャルが高まっていくと考えております。現在、一ノ瀬橋から二ノ瀬橋までの原市場工区については事業に着手していただいており、地元としても1日でも早い完成を願っております。
そこで、この事業区間の現在の進捗状況について、県土整備部長にお伺いします。
A 北田健夫 県土整備部長
御質問の一ノ瀬橋から二ノ瀬橋までの原市場工区は、平成6年度から事業着手した900メートル区間のうち、中ほどの曲竹バス停付近の200メートル区間の整備が完了しております。残る700メートル区間については、用地の協力が得られず、平成12年度に事業を休止いたしました。このうち、完成箇所から西側の400メートル区間については、再度地元の皆様からの要望を頂き、令和元年度に事業を再開いたしました。
これまでに、道路設計や用地測量を実施しており、令和3年度は、移転が必要となる家屋の物件調査、用地取得を進めるとともに、二ノ瀬橋の側道橋の設計を行ってまいります。
今後も、地元の皆様の御協力を頂きながら、事業の推進に努めてまいります。
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