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ページ番号:201286
掲載日:2024年7月4日
Q 内沼博史 議員(自民)
中山間地域の市町村にとっては地域コミュニティ、これの構築が大きな課題になっています。
先ほども申し上げましたが、私の地元飯能市は高齢化率が約32パーセントと高く、特に中山間地域では大幅な高齢者の増加が見込まれることから、地域コミュニティへの影響が懸念されています。この課題解決を図るため、高齢者、障害者支援や子育て支援、就労支援、市民の健康管理など、様々なサービスを行う拠点をつくるということも考えられるのではないでしょうか。このような考えは、現に飯能市の有識者の中ではコミュニティハウスプロジェクトとして提唱されています。
必要な機能を地域の実情に応じ1つのパッケージにして集積し、魅力的な拠点を形成することで、住民の利便性は格段に向上します。これは知事が示した埼玉版スーパー・シティプロジェクトの先ほどもお話がありましたけれども、コンパクトな考えに沿うものではないかと私は思います。
このように、コミュニティに特化した拠点づくりという考え方は、まさしく埼玉版スーパー・シティになると考えますが、知事の御所見をお伺いします。
A 大野元裕 知事
議員お話しのコミュニティに特化した拠点づくりにつきましては、地域特性に応じて、必要な行政機能を集積し、地域の問題解決に対応していくものと理解をいたしました。まさにこれは、埼玉版スーパー・シティプロジェクトの重要な要素の一つである「コンパクト」の「人々が集まり交流する、地域に開かれた拠点の形成」に合致するものであります。
この取組にデジタル技術の活用といった「スマート」と災害への対処といった強靭化など「レジリエント」の2つの要素がそろえば、埼玉版スーパー・シティプロジェクトの要件を満たすものになると考えております。
埼玉版スーパー・シティの取組は県内各地に広げたいと考えておりますものでありますところ、飯能市におきましても、スマート、レジリエントの取組も併せて御検討がいただけるよう丁寧にお話をさせていただきたいと考えております。
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