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掲載日:2019年7月11日
Q 辻 浩司 議員(民主フォーラム)
先ほど述べましたように、自立援助ホームに入居する子供たちは、経済的な理由以外にも様々な課題を抱えております。したがって、ホームを退所し一人暮らしをしていくためには、金銭管理や対人関係のとり方、家事能力を身に付けることや衛生管理など、生きていく上で身に付けるべき力があります。
そのためにも、ホームに入居している時期から一人暮らしを体験することができれば、退所後の自立生活への移行がスムーズにいくと考えますが、現在はそのためのアパート物件などを確保する余力がある自立援助ホームはわずかです。ホームか自立かの二者択一ではなく、その中間としての自立のための訓練の場があれば良いと考えますが、これに対する県の支援の考えはありますでしょうか。福祉部長の御見解をお伺いいたします。
A 知久清志 福祉部長
児童がスムーズに自立した生活へと移行できるよう退所前に一人暮らし体験をすることは効果的な取組です。
一方で、施設外で一人暮らし体験をする場合は、児童に生活の乱れや心身面での不調があった際に、施設職員がきめ細かくフォローをする体制が必要となります。
県といたしましては、自立援助ホームの関係者などの御意見を丁寧に聞くとともに、他県の取組事例を参考にし、課題の整理と今後の対応を検討してまいります。
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