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掲載日:2019年7月11日

令和元年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(辻   浩司議員)

一人暮らし体験について

Q   辻   浩司   議員(民主フォーラム

先ほど述べましたように、自立援助ホームに入居する子供たちは、経済的な理由以外にも様々な課題を抱えております。したがって、ホームを退所し一人暮らしをしていくためには、金銭管理や対人関係のとり方、家事能力を身に付けることや衛生管理など、生きていく上で身に付けるべき力があります。
そのためにも、ホームに入居している時期から一人暮らしを体験することができれば、退所後の自立生活への移行がスムーズにいくと考えますが、現在はそのためのアパート物件などを確保する余力がある自立援助ホームはわずかです。ホームか自立かの二者択一ではなく、その中間としての自立のための訓練の場があれば良いと考えますが、これに対する県の支援の考えはありますでしょうか。福祉部長の御見解をお伺いいたします。

A   知久清志   福祉部長

児童がスムーズに自立した生活へと移行できるよう退所前に一人暮らし体験をすることは効果的な取組です。
一方で、施設外で一人暮らし体験をする場合は、児童に生活の乱れや心身面での不調があった際に、施設職員がきめ細かくフォローをする体制が必要となります。
県といたしましては、自立援助ホームの関係者などの御意見を丁寧に聞くとともに、他県の取組事例を参考にし、課題の整理と今後の対応を検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。  

お問い合わせ

議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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