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掲載日:2019年7月11日

令和元年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(辻   浩司議員)

学校と地域との連携について

Q   辻   浩司   議員(民主フォーラム

現代の貧困は見えにくいと言われています。戦後の復興期のように、貧乏長屋で貧しくとも肩寄せ合って暮らしていた時代とは違い、貧困と孤立はセットになっています。子供の貧困状態を最初に気がつくのは学校の先生であることが多いと思います。しかし、貧困の背景は様々であり、問題解決のために学校だけで対処するには限界があります。東京都足立区では、学校がプラットホームとなり、福祉や地域、医療機関などがつながって、それぞれの貧困の原因に適した支援を提供しています。
現在、子供の貧困や孤立を解消するために子ども食堂が各地で活動しています。しかし、学校との連携はいまいちと話す子ども食堂関係者も多くいます。特定の子供にだけ情報提供できないなどの理由はあるとは思いますが、学校と地域が連携しなければ貧困の発見は困難です。貧困問題についての学校と地域との連携はどのようにお考えでしょうか、教育長の御見解をお伺いします。

A   小松弥生   教育長

子供の貧困や孤立の解消をはじめ、子供たちの学びや成長を支えていくためには、学校と地域や関係機関が積極的に連携していくことは重要なことだと考えております。
県では、課題を抱える児童生徒を支援するため、福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカーを市町村等に配置し、学校と福祉部門など関係機関との連携強化を図っております。
また、学校運営協議会を設置し、学校と地域が目標を共有しながら、課題を解決していくコミュニティ・スクールも推進しております。
さらに、全ての小中学校で組織されている学校応援団では、地域の方が学校と連携して、登下校時における見守り活動や学習支援活動などを実施しているところです。
今後、県といたしましては、貧困問題など子供を取り巻く様々な課題が解決できるよう、個人情報にも配慮しながら学校と地域でより一層の連携をしてまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。  

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郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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