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掲載日:2019年7月11日
Q 辻 浩司 議員(民主フォーラム)
補助金停止問題については、埼玉弁護士会からの警告が出され、また県内有識者をはじめとする県民からの批判の声明が出されるなどの動きがあります。知事は補助金停止の理由の一つに、県民、国民感情を挙げておられますが、補助金支給再開を願う県民の声も多くあります。知事は県民の声をどのように判断をしておられますか。知事の御見解をお伺いします。
A 上田清司 知事
埼玉朝鮮学園への補助金交付については再開を望む声もありますが、交付すべきではないという意見もございます。
中でも、県民を代表する県議会の意見である附帯決議については、重く受け止めていく必要があると考えております。
県民感情ということに絞って申し上げると、拉致された人々は国家的な意図をもって誘拐され、全く違う日常生活に引き込まれました。
拉致された人々とその家族は、耐え難い苦痛の中で生活を余儀なくされています。
正に重大な人権侵害です。
こうした事態と補助金停止による影響の差異は明らかであるというような意見も私の方に寄せられています。
しかし、辻議員の御指摘のように、つまり埼玉朝鮮学園の子供たちには何の問題もない。
そのことも事実であります。
また、人道上の観点からも考えるべきではないかという点もございます。
補助金の一時停止という筋は通しながら、子供たちの感情・感性を納得させられるような知恵を出すべきではないかとは考えます。
今後、どんな知恵があるかしっかり対応しなければならないと考えているところでございます。
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