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掲載日:2024年9月13日
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NPO法人鳩ヶ谷協働研究所は平成21年に設立され、川口市鳩ヶ谷を中心に近隣地域のまちづくりや地域経済活性化のため、日々活動を行っています。
今回は、令和6年7月5日(金)~7日(日)に鳩ヶ谷氷川神社と協力して開催された、「氷川神社七夕まつり」を訪れ、活動を取材しました。
会場である鳩ヶ谷氷川神社へ到着すると、きれいな七夕の装飾が出迎えてくれました。地元の子供たちも、かき氷やアイスを食べながら元気に遊んでいます。
ベーゴマ体験や、和太鼓の演奏など楽しそうな催し物が目白押しですが、その中で私たちは、畳の材料である「いぐさ」を使ったコースターづくりを体験させていただきました。
まずは畳講座から始まりました。講師を務めるのは「熊木畳本店」熊木様です。いぐさ畳表の生産が一番多いのは熊本県だということや、抗菌作用や温度、湿度調整、心を落ち着かせるような効果があること、畳業界の現状やこれからなど、とても勉強になるお話をしていただきました。
続いていよいよコースターづくりです。2種類のいぐさ畳表を貼り合わせた板にきれいな柄の縁を付けます。作業が細かく、上手に作るのが大変でしたが、無事完成させることができました。畳の心地よい香りが心を穏やかにさせてくれる素敵なコースターになりました。
子供から大人まで、たくさんの人が参加して、皆さん悪戦苦闘しながらも楽しそうにコースターを作っていました。中には「これは売り物にできる!」とほめてもらえるほど上手に完成させている人もいて、終始笑顔の絶えない素敵な体験会でした。
代表の藤原様にお話を伺いました。
——七夕まつりに参加したきっかけは何ですか?
私たちが参加し、このような催し物を行うようになったのは12年前からです。当時、県外ですが小さな子供が被害者となる事件が起きてしまいました。このことから、神社が子供達にとってコミュニティの場になり、安心して暮らすことができるまちづくりができればと鳩ヶ谷氷川神社が七夕まつりを始め、この考えに賛同したことがきっかけです。
——人気の催し物は何ですか?
今回も開催した、「畳講座とコースターづくり」は、普段畳に触れることのない子供たちに非常に人気です。そのほかにも、ベーゴマや和楽器体験も人気です。
——開催してよかったと思うときはいつですか?
子供たちが、楽しそうに遊んでいたり、熱心にいろんなことを体験したりしているところを見ると嬉しくなります。今まで関わり合いのなかった子供同士が、このようなまつりを通して仲良くなり、交流をどんどん増やしていくのを見守るのも楽しみの一つです。
藤原様(左)、「熊木畳本店」熊木様(右)、取材にご協力いただきありがとうございました。
地域コミュニティとしての活動や、コロナ禍で開催できなかった郷土食の料理教室、名産品のネット通販などを行う予定です。駅ナカコミュニティサロン鳩ヶ谷駅夜祭などの情報をフェイスブックで配信していますので、ぜひご覧ください。
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