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掲載日:2022年10月5日
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当法人は、乳幼児の保育及び育児相談、子育て広場の運営などの子育て支援に関する事業を行うと共に、子育て中でも女性が社会との関わりをもてる仕組みづくりを目指した活動をしています。
今回は、2021年7月に戸田市役所近くにオープンしたママ応援カフェSonidoを訪問し、そこで開催された0歳~3歳児を対象とする「英語絵本クラブPEEK-A-BOO」を取材させてもらいました。
―英語クラブがスタート!
今回の英語クラブには、3組7人の参加者が集まりました。まずは荒井先生と一緒にみんなで歌を歌いました。クラブが始まるとすぐに先生に近寄って楽しそうな様子のお子様がいたり、先生から離れて少し緊張している様子のお子様がいたりしました。
―おさるさんが来てくれました!
みんなで歌を歌うと、おさるさんが来てくれました。おさるさんと一緒に遊んでお友達になりました。その後、先生におさるさんの絵本を読んでもらいました。
―あひるさんも来てくれました!
一人ずつ自己紹介をしました。自己紹介の後に、新たなお友達のあひるさんが来てくれました!あひるさんが何匹いるのか、みんなで英語で数えてみました。先生にあひるさんの絵本の読み聞かせもしてもらいました。
―英語クラブが終了!
最後にみんなで歌を歌って本日の英語クラブは終了しました。クラブが始まったときに少し緊張した様子だったお子様も、最後の歌の時間には先生と一緒に楽しそうに踊っていました。荒井先生は常に明るくお子様に寄り添っていて、お子様もとても楽しそうな表情をしていました。参加者のみなさま、お疲れさまでした!
当法人の代表理事の園川泰子さんにお話を伺いました。
―ママ応援カフェSonidoをオープンしたきっかけを教えてください。
きっかけは当法人が子育て広場を開いた際に来てくださった一人のママの提案です。放置しているカフェがあるので、ママたちの居場所づくりのために使ってくれないかという提案をいただきました。カフェのオーナーさんもNPOの活動に理解のある方で、ママ応援カフェの運営に賛同してくださりました。
―ママ応援カフェSonidoの魅力を教えてください。
一般的な飲食店では、小さなお子様やママの行動にクレームを言うお客さんもいて、ママが気軽にご飯を食べるところがほとんどありません。ママ応援カフェSonidoは、自身も小さなお子様をもつお客さんや子育てに理解のあるお客さんが集まる場所なので、ママがリラックスしてご飯を食べることができ、他のママとの交流もできます。カフェの従業員にも、来た人を一人にしないように伝えており、子育てに不安を感じているママが甘えていい場所になっています。
また、ママ応援カフェSonidoでは毎月1回、「ツキイチ子ども食堂」を開催しております。シングル家庭のみを対象とした子ども食堂で、ご飯を食べたり、遊んだり、話したりできます。子ども食堂の会場を確保する際に行政機関から借りる場合は手続きが必要でしたが、カフェをオープンしたことによって場所が確保できるようになり、月に1回開催することができるようになりました。
また、ママ応援カフェSonidoでは毎年1回、「お下がり会」を開催しております。子育てをしているママが、もう使わないけど誰にあげたらわからない服やおもちゃを持ってきてくれます。もらえたママはもちろん、提供してくださったママも「こんなに喜んでもらえた!」「人の役に立てた!」と互いに喜んでいただいています。
―法人の今後の展望についてお聞かせください。
ママたちが集える場を増やしていきたいです。子育てのために休職や退職をして家庭に入り、孤独や不安に感じてしまうママがたくさんいます。そんなママたちの気持ちに寄り添い、みんなで子育てできる場をつくっていきたいです。
―ありがとうございました。最後にみなさんへ伝えたいことはありますか?
子育てに対する応援のご協力をお願いします。人は皆、小さな子どもだった時期があり、周りの人に育てられて大人になっていきます。子育てをすることは未来を育てることにつながります。子育てを頑張っているママに対して思いやりをもっていただきたいです。また、子育てに関して悩んだことがあったら、ぜひカフェへお越しください。
(特定非営利活動法人ふうせん) (代表理事)園川泰子 (ホームページ)NPO法人ふうせん、ママ応援カフェ・ソニード (電話番号)048-447-2849 |
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