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掲載日:2023年12月15日
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NPO法人リンクリライアンスは平成31年にNPO法人として設立され、川口市を中心に活動し、障がい者の「やりがい・働きがい・生きがい」を支援する事業を行っています。そうした中で、毎年開催されている川口市市産品フェアにも参加しており、今年で3回目の参加になるそうです。
今回は、10月27日~29日に川口オートレース場で開催された「川口市市産品フェア2023」を訪れ、取材してきました。
川口市市産品フェアは、毎年10月~11月頃に開催されます。川口市で作られた「市産品」を広く知り、使って、広げてもらうことを目的としており、例年多くの企業や団体が出展し、川口市を盛り上げています。
会場に到着し、さっそく出展ブースを訪ねてみると、様々な加工をされたカラフルな折鶴が並んでいました。
今回のフェアでは、障がい者の方々がまごころを込めて手作りした折り鶴グッズが販売されていました。この折鶴は、折り紙の中でも色鮮やかで美しい高級な"友禅千代紙"を使用し作られていることが特徴です。耐久性を加える加工を施しており、とても丈夫なため、イヤリング・ピアス、ストラップなど様々な製品にすることができます。
また折鶴だけでなく、浦和競馬場(埼玉県浦和競馬組合)とのタイアップで、友禅千代紙と馬蹄型のパーツを組み合わせた小物を作成する予定もあるそうです。
現在の活動について、代表の吉岡様は「近年、新型コロナの影響もあり思うように活動ができなかったのですが、ガチャ販売機を浅草といった観光地に置き始めたところ好評で、川越など県内観光地でも活動できたらと思ってます。また、今年の7月にあった川口市たたら祭りにも参加しましたがとても好評でしたよ。」と嬉しそうに話してくれました。
代表の吉岡様にお話を伺いました。
——このイベントに参加したきっかけは何ですか?
多くの人に障がい者支援の現状を知ってもらうためです。障がい者の方々の工賃が低いという問題を知ってもらい、工賃の向上や、より多くの就労機会を提供できるようになればと思っています。
——今回出展するにあたって大変だったことはありますか?
今回の「川口市市産品フェア2023」は金・土・日曜日の3日間開催ですが、この川口オートレース場の会場は、本日金曜日は私1人で担当し、川口市内の別の場所にあるイオンモール川口前川の会場には他のスタッフ2名が行っています。皆さん仕事をしながらNPO法人の活動をしていたりするので、出店の準備のために時間を作り、日程の調整をするのがとても大変でした。
——今後の展望についてお聞かせください。
現在、障がい者支援について無関心な人が多いと思います。今後は、そのような人たちに支援の大切さを知ってもらえるよう、活動を継続していきたいですね。
取材を受けていただきありがとうございました。
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