トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和7年2月定例会 > 令和7年2月定例会 代表質問・一般質問 質疑質問・答弁全文 > 2月26日(水曜日) > 田村琢実(自民) > 令和7年2月定例会 代表質問 質疑質問・答弁全文(田村琢実議員)
ここから本文です。
ページ番号:266023
掲載日:2025年3月26日
Q 田村琢実 議員(自民)
教育局では、来年度予算案に教育施設におけるカーボンニュートラルの推進として、学校教育機関の照明設備のLED化改修のスピードを加速し、令和11年度までに照明設備のLED化改修に取り組むとしています。
私は、令和2年度に議長をおあずかりした際、県有施設の多くはLED化が進んでいるのに、県立教育施設では1パーセント台のLED化率という状況を鑑み、明るく、電気代も抑えることができるLEDへの改修が児童生徒への教育改善に必要だと感じて、早期LED化を求めてまいりました。
今回、ようやくLED化推進に向けた取組がスタートすることは評価しますが、事業目的がカーボンニュートラルの推進というのが詭弁じみており、子供たちの教育をつかさどる教育としてはふさわしい事業名ではないと感じます。
実は蛍光灯は国内主要メーカーが令和3年から順次生産終了を発表し、令和9年には国内メーカーの蛍光灯はほぼ消滅する見込みです。つまり、蛍光灯そのものの調達が難しくなります。
そこで、詭弁な事業名を単純に教育施設のLED化推進と改めるとともに、令和11年までの事業計画を前倒しで2年程度で終了することが望まれますが、教育長の所見をお伺いいたします。
A 日吉亨 教育長
本事業は、県全体での計画のもと、教育施設についても照明設備のLED化によって、温室効果ガス排出量の削減を目指すとともに、あわせて教育環境の向上を図るものです。
事業名について、議員の教育環境への配慮には、敬意を表しますが、LED化した身近な学校施設をテーマとして、脱炭素社会の実現に向けた、児童生徒の環境教育にもつながると考えました。
また、事業計画については、令和11年度までとしておりますが、議員お話しのとおり、蛍光灯の製造中止の動向もありますので、令和7年度に行う現況調査の結果などを踏まえ、事業計画の前倒しについて検討してまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください