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掲載日:2025年3月26日
Q 田村琢実 議員(自民)
埼玉県が直営する県営公園は、大宮公園をはじめとして31か所に及び、各地域の特色ある公園形成をし、県民の憩いの場として親しまれています。県営公園は都市計画決定を経て整備されますが、31か所の県営公園のうち、所沢航空記念公園をはじめ11か所のみが都市計画決定どおりの面積100パーセント整備済みとなっており、その他の20か所については、計画どおりに整備がされていないことが分かります。
例えば戸田公園は、最終都市計画変更が昭和47年で90ヘクタールの整備計画でありますが、現在の開設面積は35.2ヘクタールと約20パーセントしか整備されず、50年以上放置されているのです。
そこで、県営公園の抜本的な整備計画の見直しを行い、整備予定区域と開設区域のそごを是正していく必要を感じます。また、未整備区域の中には用地買収済みのところもあり、こうした区域の整理も必要となります。あわせて、都市計画決定の変更の必要性も生じます。知事の所見を伺います。
A 大野元裕 知事
県営公園の整備については、県の人口や都市の発展に合わせ、量を充足させることを目的に進めてまいりました。
現在の整備の状況は、県営31公園の都市計画決定された面積2,115.3ヘクタールに対し、1,598.6ヘクタールを開設しており、開設率は75.6パーセントであります。
他方、時代の変遷に伴い、公園に求められる役割の変化や、施設の老朽化に対応するため、既に開設された公園のリニューアルが求められています。
このため、県では令和6年12月に「埼玉県営公園における公園区域の都市計画見直しガイドライン」を策定し、まずは8割以上の開設率を有する公園を対象に見直しを行うことといたしました。
このガイドラインに基づき、未整備区域について縮小か継続かを検討し、都市計画の見直しを速やかに行い、見直しを踏まえて整備を行います。
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